化粧水って、自分で手作り出来るって知ってました?
自分で作るので、もちろん無添加でアトピー肌にも刺激がなく肌にとっても優しい化粧水が作れますよ。
しかも、材料は3つだけ。
簡単に安くで作れるので、財布にも優しくコスパ最高です(*´∀`*)
化粧水を手作りしたきっかけはアトピー
アトピーの肌あれに市販の化粧水は無理
わたしは大人になってからアトピーを発症したことがあって、そのときにどんな化粧水も受け付けずピリピリして苦しんでました。
アトピーは肌の乾燥は大敵なんですが、市販のアトピー用の肌に優しい化粧水までしみるのでつけることができない状態でした。
乾燥→化粧水でしみる→かゆい→かいてしまう→アトピー悪化゚(゚´Д`゚)゚
もう最悪のループです。
母からの手作り化粧水レシピで自作する
そんなときにわたしの母が手作り化粧水の作り方を教えてくれました。
テレビでみたレシピだそうですが、母の使いやすいように分量をちょっと調整したようです。
その手作り化粧水を塗ってみると、全然染みません!!
アトピーはストレスが原因だったので、ストレスがなくなるにつれよくなっていきましたが、今でも疲れたりストレスがたまると肌が荒れます。
そんなときは市販の化粧水ではなく、自分の手作り化粧水を塗って肌あれが治まるのを待っています。
材料費も安いので、いつもはちびちび大切に使っている化粧水も、手作りならジャブジャブ使えます。体にも使いまくってます。
手作り化粧水の作り方
材料
材料は3つだけ。
すべてドラッグストアで手に入ります。
・精製水
・尿素
・グリセリン
精製水
精製水とは?
精製水(せいせいすい)とは、蒸留や濾過やイオン交換などの手法で濃度を上げた、比較的純粋な水である。 無色透明・無味無臭で、場合によっては紫外線などで滅菌または殺菌されている。
引用:ウィキペディア
精製水はコンタクトレンズコーナーに大抵置いてあります。
値段は100円前後。
わたしがいつも愛用しているのは、【第3類医薬品】精製水Pワンタッチ式キャップ 500mLです。
他の精製水が気に入らないとかではなく、昔コンタクトをしていたときに使っていた名残で今もこれを選んでしまいます。
尿素
尿素の効果とは?
角質を取り除いて柔らかくする効果と保湿効果があります。
尿素は、ドラッグストアによってはないお店もあります。
その場合は取り寄せてもらえるので、お願いしてみてください。
尿素は特にいつも購入しているメーカーなどもなく、ドラッグストアにあったものを使っています。
いつも同じものを使っているわけではありません。
尿素は液体ではなく結晶化したものを使っています。
今回使用したのは、内藤商店の尿素50gです。
中に25gの尿素が2袋入っています。
グリセリン
グリセリンの効果とは?
肌をやわらかくして、水分を吸収する働きがあります。
グリセリンは大抵ドラッグストアにあります。
尿素は無い場合もあるけれども、グリセリンはよく買われるんですかね。
グリセリンは液体です。
結構とろみがある液体です。
グリセリンも特にメーカーは決めておらず、ドラッグストアにあったものを使っています。
今回の手作り化粧水作りに使ったのは、大洋製薬グリセリン100mlです。
手作り化粧水レシピ
作り方はとっても簡単で、順番に材料の尿素とグリセリンを精製水に入れて混ぜるだけ!
まず精製水を開封します。
そこへ尿素を10g〜15gを入れます。
今回分かりやすいように手にのせましたが、直接は触らないほうがいいです。
丸いつぶつぶ。ビーズクッションのビーズみたいな感じ。
尿素は固形なので、こぼさないように気を付けて。
もしいれづらいようなら、料理の時に使うろうと(ラッパみたいな形で液体を容器へ移すときにつかうキッチンツール)を使うとこぼしません。
わたしは面倒くさいので、洗面所でなるべくこぼさないように入れています。
無理に精製水の狭い注ぎ口に入れなくても、他の容器を使ってもOKです。
尿素を入れ終わったら、次にグリセリンを入れます。
量はお好みで、多ければ多いほどしっとりしますし、少なければさらっとした化粧水ができあがります。
わたしは大体この500mlの精製水がいっぱいになって、上の空間がなくなるくらいまでいれています。
大体30mlくらいですね。
そして精製水に尿素とグリセリンを投入したら、精製水の蓋をしめて振ります。
シェイクシェイク♪
尿素もすぐに精製水に溶けますし、グリセリンもすぐに精製水になじみます。
これだけで完成です(*´∀`*)
ちょっと肌に塗ってみてしっとり感が足りなければ、グリセリンを足しましょう。
多ければ多いほど肌がうるおうわけではなく、注意点があります。
グリセリンは最大でも10%に抑えてください。
肌の水分を吸い上げてしまい、逆に肌が乾燥してしまう原因にもなります。
今回は500mlの精製水で作っているので、グリセリンの上限は50ml以下にしてくださいね。
手作り化粧水の保存方法と使用可能期間
今回手作り化粧水を作るのに使った材料は、精製水と尿素とグリセリンの3つだけ。
保存料や添加物は一切使っていません。
肌にはとても良いことなのですが、保存方法を間違えると逆に肌を痛めてしまうことになります。
手作り化粧水は生ものと同じ。
なるべく早く使い切ることが大切です。
できたら冷蔵庫保管で5日ほどで使い切ることが理想ですが、現実わたしは冬場は洗面所に置いて2週間近く使い切るのにかかっていますが何も問題はありません。
お気に入りのボトルに入れて使う場合
ボトル詰め替えの際には、消毒が必要な理由
今回紹介したように、精製水のボトルをそのまま使うのは可愛くない!と気に入らない場合は、お気に入りのボトルを用意して使えば気分もあがります♪
その際に気を付けたいのが、事前のボトルの消毒です。
せっかく無添加の肌に優しい化粧水を使っても、雑菌がついているボトルに化粧水を詰めてしまったら、化粧水が雑菌だらけになって、肌に悪いものを塗ってしまうことになります。
ボトルの消毒方法
ボトルはプラスチックのボトルを使うことが大半かと思います。
煮沸では溶けてしまう可能性があるので、エタノールなどを使って消毒するのが一番いい方法だと思います。
①ボトルをキレイに洗う。
普通の食器用洗剤などでいいので、キレイに洗います。
②ボトルを乾かす
ボトルの口を下に向けて乾かし、水気を切ります。
③ドラッグストアで販売している消毒用エタノール(70%以上)を少し入れて蓋をし、ボトルを振ります。全体に消毒できるようにしっかりと振ってください。
④しっかり振れたら、中の消毒用エタノールを捨てます。
⑤発揮性が強いので、また逆さまにして置いておいたらすぐに乾きます。
⑥これでボトルの消毒は完了!
このボトルに化粧水を入れるとエタノールがわずかに混じりますが、普通の化粧水にもエタノールなどは入っているので問題ないかと思います。
消毒用エタノールではなく、無水エタノールというものもありますが、同じエタノールで無水エタノールの方が純度が高いのですが、純度が高ければ消毒効果も高いというわけではありません。
消毒には消毒用エタノールの方が効果が高いので、消毒用エタノールを購入してくださいね。
もし、全くの無添加でということであれば、精製水に放り込むやり方がいいのかなと思います。
まとめ
手作り化粧水は、ドラッグストアで買える材料で簡単に作れます。
肌の調子がいいときはいろんな美肌効果がある市販の化粧水を使って、肌の調子が悪いときは刺激が少ない手作り化粧水を使うという使い方がおすすめです。
どんな化粧水をつけても肌に刺激があってかゆくなる場合は、一度手作り化粧水を試してみてくださいね!