風邪をひいたら、とりあえずはやく治すために風邪薬を飲みますよね。
それは風邪薬が風邪を治してくれると、信じているからではないですか?
わたしもそう思っていたんですが・・・
風邪薬では風邪は治りません。
風邪薬では風邪は治らない
鼻水が出て、咳をする。
くしゃみが出て、熱がでる。
・・・子供ってすぐに風邪をひきますよね。
くみんぼはそんな時にすぐにかかりつけの小児科に行って、診断してもらい咳止めやらをもらってきます。
小児科に行かなくても、ドラッグストアで買って市販のシロップなんかを飲ませている場合もありますよね。
「風邪にはパブ○ン」や「ねつ・のど・はなにル○がきく」
とか色んなCMが流れています。
風邪をひいたら風邪薬を飲ませなくちゃ と思っていたんです。
でも、「風邪薬」なんてないんです。
あの風邪薬のCMはじゃあ嘘?
なんて思っちゃいますが、どこにも風邪が治るなんてことは一言も言ってない。
あくまで症状を緩和するとしかうたってません。
風邪はウイルスが原因の場合が多く、薬が開発されていない
風邪を治す薬がないなんてびっくりです。
知りませんでした。
よくウイルス性の病気は、薬がないから抗生物質を飲んでも治らないということはききますが、風邪も同様に薬がまだ開発されていないそうなんです。
風邪をひいたら○○というCMなんかの影響で、風邪に対する薬を飲んでいる(飲ませている)つもりでしたが、わたしたちが飲んでいたのは、風邪によって引き起こされるそれぞれの症状(鼻水・咳・喉の痛み)を緩和するだけの薬。
今の医学では、風邪を治す薬はありません。
あくまでの自分の本来持っている回復力で治すしかありません。
俗に言う「日にち薬」
薬に頼らない ということではなく、症状を緩和するのに薬を使うけれど根本の治療は薬は効かないということを理解しておかないと。
風邪の時に無理に寝かせなくてもいい
わたしには、風邪をはやく治すのならじっと寝ていないといけないという認識がありました。
風邪をひいたらとにかく横になってじっとして体力を消耗しないように、と気にしていました。
でも、元気だったら無理に寝かせる必要はないそうです。
「病気だから」と比較的元気なのに家の中に閉じ込めておくと、夜寝れず、かえって体力が回復しにくいこともあるそうです。
風邪をひいて高熱がでた。熱が頭(脳)に来るは迷信?
子供ってすぐに高熱を出します。
40℃越えなんていう熱も珍しくありません。
そんなとき、「脳へのダメージ」を心配しちゃいます。
などなど心配は尽きることがありません。
小児科の先生に伺うと、
「熱が脳にくることはない」そうです。
時々脳への損傷があるのは、熱が原因ではなく他の要因なので熱が高いからと脳へのダメージの心配は不要だそうです。
子供の熱を解熱剤で下げるタイミング
病院で高熱の場合は解熱剤で下げるように、指示されたりしたことがないですか?
くみんぼの子供は熱性けいれんをやっているので、高熱は熱性けいれんがフラッシュバックして警戒体勢になります。
とは言っても、熱は体の中の細菌やウイルスと戦うために体温を上げているので、解熱剤を使うタイミングって難しいです。
子供なら38.5℃が境界線だそうです。
38.5℃を超えて子供がしんどそうなら、病院処方の解熱剤を入れて熱を下げた方が子供の風邪の回復が早まります。
× 高熱で寝れない→回復が遅れる→体力を消耗してしまう
○ 高熱で寝れない→解熱剤でさげる→症状を抑え過ごしやすくする→体力を消耗させない(´∀`*)
風邪の症状を緩和させて、風邪と戦う体力を残せるように応援します。
ただ、熱がでているということは体の中で風邪の菌やウイルスと戦っているいうことなので、ぐったりしていなければ無理に熱を下げる必要はありません。
風邪の熱が下がったあと、いつから保育園や幼稚園に登園させるか
前日に高熱を出したら登園させない
くみんぼは熱がさがったら行ける!!(´∀`*)
と思っていましたが、これはダメな例だそうで。
保育園の先生にも「昨日熱が38.5℃あったけど下がったので連れてきました」と言ったらびっくりされて案の定お迎えコールがすぐに来ました(-_-;)
そのあとの小児科の先生にも「それは冒険やねー」と言われたので、かなり非常識だったようです。
そのへんの感覚って難しくないですか?
解熱後すぐに登園していけない理由
子供が体調がまだ本格的に戻っていないときは、まだ体力が回復しておらず身体が弱っています。
その体調が悪い状態のときは、無理せず休まる決断が大事。
仕事があったら、少しでも早く仕事に戻りたいところ。
でも、あえて休ませた方が長引かないそうです。
焦るあまり無理やり連れていくとお迎えコールが来ちゃいます。
集団生活は疲れるので、早めに保育園や幼稚園に連れていくとまた疲れて体力を消耗して、もっと重い風邪や違う病気をもらってくる結果にもなります。
子供を守るのは、親しかいないので小児科でも疑問に思ったことはちゃんと訊くことが重要
と小児科の先生がおっしゃってました。
気軽に知りたいことをきける雰囲気の先生を選ぶことも大切ですね。