夫の母の誕生日のお祝いで義理実家へ家族で遊びに行きました。
子供たちは数か月ぶりのじぃじ、ばぁばの家におおはしゃぎ!
楽しみのうちの1つが、義実家で飼っている真っ白いペキニーズという室内犬。
一緒に遊ぶのが楽しく子供たちは撫でたりおもちゃをあげたり追いかけ回します。
毎回、このパターンで2才11ヶ月の次男に蕁麻疹が出て目が腫れて二重まぶたが一重になる事態が起こります。
次男は食物アレルギーだけじゃなくて、犬アレルギーもあるんです。
蕁麻疹は出なかったものの、目をかゆがり真っ赤にして、目の周りが腫れ上がりました。
かわいそうですが、いつものことなのでアレルギーで蕁麻疹が出たときようにかかりつけ小児科で処方されたアレジオンを飲ませ、すぐに自宅に帰りました。
ところが、今回はいつもと経過が違ったんです。
何の病気なんだろう?と不安になりました。
今までの犬アレルギーの症状と違う
いつもならアレジオンを飲ませると1~3時間のうちにじんましんや腫れがひくのに、翌朝になってもかわいそうな顔のまま。
目の周りが赤く腫れ上がっていて、普段通りの目の大きさの半分くらいしか開けれない状態。
夜寝ているときも体を痒がり、お腹や首の後ろあたりをかゆがっていました。
体を見てみましたが、痒がっている場所は特にカサカサやじんましんができているわけでもなく、保湿剤のワセリンを塗って様子を見ていました。
翌朝もアレルギーの症状が残っているのは初めて。
違和感を感じ、かかりつけの小児科を受診することにしました。
目の腫れ以外についでに5日前から始まった咳と鼻水も申告
5日前から咳と鼻水が出ていたので、せっかくお医者さんに診てもらうのだからと併せて症状を報告することにしました。
ここ最近次男は熱は出ておらず、4日前に保育園にお迎えにいった18時ごろに37.5℃ありますと、保育士さんに言われたくらい。
月曜日の朝の診察だったので、いつもの小児科はこみ合っていました。
マスクをしている子供が多くて、嘔吐している子も。
妊婦のわたしは感染を恐れつつ、順番を待つことに。
今回次男の症状は咳と鼻水と目の腫れ。
両目は充血していて、目の周りは腫れ上がっていて、いつもはクリクリの目が小さくなっていました。
そして、目やにがでて涙を流します。
咳と鼻水は病院を受診するなら、目のついでに診てもらうくらいの気持ちでした。
咳鼻水と目の腫れは全く別物として、病院に症状を伝えました。
伝えたことは、大正解でした。
後で結果として子供のおかしいと思った症状は全て伝えて病院で診断してもらうことが大切で、素人である親が勝手に病状を分けて報告をしたりしなかったりするのは、正確な診断を妨げることにもなるんだな と感じました。
子供の目の腫れや充血の診断結果は、アデノウイルス?
医師は、胸の音を聴いたり喉の奥をみたりして、疑ったのはわたしが想像もしていない病名「アデノウイルス」でした。
目を綿棒でこすってアデノウイルスかどうかの検査をしました。
小児科医「お母さん、子供の体を腕ごとしっかり持ってて」
痛いのか次男は大暴れして、泣きじゃくりました。
10分ほど待って、出た結果は陰性。
アデノウイルスではありませんでした。
診断はウイルス性の感染。
アレルギーが原因の可能性は、極めて低いとのことでした。
抗生剤が入った目薬とたんきりと咳とめの薬を処方され、もし目の充血や腫れが3日ほどたっても治っていないようなら再受診をするように指示がありました。
小児科受診のあと、保育園に登園させるつもりでしたが今日は休ませた方がいいとお医者さんに言われてしまったので、自宅でみることにしました。
アデノウイルスの症状は?
帰ってアデノウイルスを調べてみると型がいくつかあり、型によって症状が違うんですね。
今回の次男の症状は、アデノウイルスの中の1つの症状にぴったり当てはまっていました。
目が充血し、目やにが出るが、咽頭結膜熱のように高い熱はなく、のどの赤みも強くはない。結膜炎経過後に点状表層角膜炎を作ることが多く、幼小児では偽膜性結膜炎になることがある。角膜混濁が発症することがあり、数か月以上も症状が残ることがあるので眼科での治療が必要である。
流行性角結膜炎は学校保健安全法上の学校感染症の一つで、伝染の恐れがなくなるまで登校禁止となる。
咳鼻水、そして高熱が出ずに目が充血して腫れる 医師がアデノウイルスの検査をしたのもうなずけます。
機嫌が悪く、涙が止まらない。食欲がない
自宅に帰ってから、次男の機嫌は悪く食欲もイマイチで、ママであるくみんぼががっつり疲れました。
ごはんにパンを少し食べたあと、お布団で昼寝をしたがりわたしの腕枕で寝ました。
腕枕を外すと泣きじゃくって起きるので、再度の寝かしつけが大変。
腕枕を外さなくても30分ごとに起きて、泣きじゃくるを繰り返し細切れですが3時間半のお昼寝をしました。
お昼寝の効果があり、お昼寝の後は目がふたえに戻ってました。
ただ、まだ目は充血していて目の周りは赤く腫れ上がっている状態です。
子供は目薬が大嫌い?
次男だけなのかもしれませんが、目薬がかなりイヤみたい。
飲み薬は抵抗なく飲む次男が、いつになく大抵抗をして嫌がります。
しみる類の目薬ではないと思うんですけど、目に異物というのが嫌なのか小児科でのアデノウイルス検査の綿棒がトラウマになったのか、ものすごい抵抗。
夫と5歳の長男がソフビなどを使って次男の気をひいて目薬をさそうとしますが、毎回大騒ぎです。
わたしは1回目薬をさして大変だったので、夫に頼みました。
今まで、子供の病気で目薬をさすことがなかったので、こんなに嫌がるとは思いませんでした。
嫌がらないなんかいいさし方はないかな。
目の腫れ充血から2日後の状態
朝、目を見てみると目の周りはまだうっすらと赤みが残っているものの、目の充血はなく白目になっていました。
目の状態が改善したら保育園に登園してよし、と小児科医に言われていたので登園することにしました。
相変わらず咳鼻水は続いています。
正直、なんだったのかよくわかりません。
まあ、風邪といってもたくさんのウイルスや細菌がありすべての特定ができるわけではないので、しっかりとした病名がでなくても仕方ないのかなと思います。
まとめ
結果として現時点では正式に病名は特定されていませんが、親として疑った犬アレルギーは違ったようです。
思いもよらなかった、咳や鼻水から繋がっている症状の可能性もあり、いつもと違っていると親が感じたら、きちんと病院にかかってみてもらうことが大事だと改めて思ったのでした。