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広告 子育てコラム

【初めての体験】子供が落し物を交番に届けたよ。

交番

交番

普段、道を歩いているとたまに小銭をみつけることがあります。

大抵は1円や5円や10円などで、そのまま触らずに置いておきます。

もし、そのお金を拾ったら、どうしますか?

 

今回はわたしの子供が、落し物(お金)を拾って警察に届けた話です。

 

 

子供がお金を拾った

 

お迎えの順番を変えて時間に余裕

 

子供の夕方のお迎えは、通常保育園(次男)→幼稚園(長男)の順番で迎えに行っています。

ところがたまたま外出していて幼稚園に先に行った方が効率よさそうだったので、幼稚園で長男を拾ってから保育園の次男のお迎えに行きました。

いつもは、保育園の次に幼稚園に向かわなければいけないので保育園でゆっくりもしていられないのですが、この日は保育園でお迎えが終わりなのでのんびり〜。

 

 

長男落し物(100円)を拾う

 

すると保育園を出た隣りのマンションの駐輪場で

 

長男 「お金が刺さってる!!」

 

長男が興奮気味に落し物を拾ったらしく、何かを持ってきました。

よくお金〜といって、何かの部品や金具、ゴミなどを持ってくるので適当に

 

くみんぼ 「そう、よかったね〜」

 

なんて言っていたのですが、よくよく見てみると汚れた100円玉でした。

いつもなら「そのまま落し物は、捨てておき」と言うところですが、100円だし子供に落し物を拾ったらどうしたらいいかを教えるよい機会だと閃きました(*´∀`*)

 

くみんぼ 「落し物は、警察に届けよっか」

 

長男 「行くー」
次男 「行くー」

 

 

交番へ落し物を届ける

 

最寄りの交番へ落し物を届けに

 

子供たちをわたしの子供乗せ自転車に乗せ、自宅近くの交番へ向かいます。

いつもは自転車になかなか乗りたがらない子供たちも、喜々して自転車に乗り込みました。

 

そして交番に着くと

「パトロール中」

 

くみんぼ 「うーん。どうしよっかな」

 

「面倒臭い」と「教育」という言葉がわたしの頭の中で葛藤をはじめ、迷います。

しかし、そんな迷いは子供が許してくれませんでした(笑)

 

長男 「早くお金届けに行こうよ」

 

わたしは腹をくくって子供を乗せ、次の最寄りの交番へ自転車を漕ぎ出しました。

 

 

2番目の交番へ落とし物を持っていった

 

中に警察官がいるかどうかわからなかったのですが、入口に何も書いていないので入ってみると婦警さんが出てきてくれました。

事件の対応で、落し物の届出邪魔して忙しそうだと悪いかなと思って入ったのですが、構いませんよーとのことで届けを出させてもらいました。

 

 

 

落し物の届出

 

基本情報確認

 

落し物を拾った状況や現場の住所などの確認があります。

もちろん、拾得者である長男の個人情報も。

 

 

警察官「拾った人ー?」

 

長男 「はーい」
次男 「はーい」
くみんぼ 「次男は違うね」

 

警察官「お兄ちゃん、いくつ?」

 

長男 「5才!」

 

警察官「どこで拾ったのかな〜?」

 

長男「保育園の葉っぱのとこ!」

 

こんな感じで優しく丁寧に尋ねてくれます。

わたしが子供の言葉の補足をしつつ説明し、警察官の方で落し物に関する書類の拾得物件預り証を記載していく流れです。

子供が未成年のため、落し物についての確認はすべて保護者であるくみんぼでした。

子供のが自分1人で拾って持ってきても未成年だと、保護者である親に確認が入るそうです。

 

 

落し物の行方

100円玉

現金を拾った場合は、警察に届けたあとにどういう扱いになるか知っていますか?

届けを出してから3ヶ月が落とし主の猶予期間になります。

 

 

3ヶ月の間に落とし主が見つかった場合

 

・落とし主からお礼のお金を貰える(5%〜15%が相場。話し合いで決める)

・落とし主からお礼の連絡を貰える

・お礼のお金もお礼の連絡も貰わない

 

 

3ヶ月たっても落とし主が見つからなかった場合

 

・届けた落し物(現金)を警察署にて貰う(届けた交番ではない)

・落し物(お金)を貰う権利を破棄する(破棄したお金は京都市のものになる)

 

 

落し物の権利選択

 

交番で落し物の選択をどうしますか?と訊かれましたが、もちろん一択!!

 

届けた落し物(現金)を警察署にて貰う

 

これしかないでしょう。

あれ?子供の教育面から考えたら、京都市に寄付がもしかしたら正しい選択だった??

 

くみんぼ 「もらいます」

とわたしが宣言した後、

 

長男 「家、貧乏やもんねー(*´∀`*)」

 

とすかさず子供が言ってくれました。

貧乏貧乏と教えすぎなのかもしれませんm(_ _)m。

 

最後は書類の控えを貰い、届出完了です。

所要時間は15分ほどでした。

正直、落とし主は出てこないだろうと考えているので、3ヶ月したら子供を連れて警察署へ出向きたいと思います。

警察署で今回受け取った用紙「拾得物件預り書」の受理番号を伝えると、すぐにわかるようになっているらしいです。

 

 

子供が落し物を届ける行為について

 

正直、忙しいさなか警察官に迷惑をかけている感がしないのでもないのですが、わたしの子供の頃の体験で「警察に落し物を届けた」ということが大きく記憶に残っているのでぜひわたしの子供にも体験して欲しいと思いました。

 

 

わたしが子供の頃の体験談

 

わたしがまだ子供で小学生低学年だったころに、空き地で2,000円を見つけました。

びりびりになっていましたが集めて母に話すと、交番に連れていってもらい届けをだしました。

初めての届出にドキドキしつつ、貴重な体験でした。

数ヵ月後に自分のものになり、嬉しかったです。

 

 

子供に知って欲しかったこと

 

正しく届けて、落とし主(落として困っている人)が出てこなければ、自分でもらえる。

正しいことは、決して損をすることではない

そういう気持ちをもって、分かってくれたらいいなと思っています。

 

 

まとめ

 

子供が落し物を警察に届ける行為は、大人になってからの行為に多少は影響を与えるのかもしれないと思っています。

子供の頃、わたしの親が2,000円を届けさせずに、そのままポッケナイナイをしていたらわたしの価値感は変わっていたのかもしれません。

あくまでも過程の話で、そうはなっていないのでなんとも言えませんが。

わたし的には落し物を届ける行為はいい体験だと思っているので、子供に届けさせてみました。

ちなみに受け取りは、3ヶ月たってからは2ヶ月以内に受け取らないといけないそうです。(受け取り期間ちょっと短い・・・)

 

【その後】

受け取り期間の一番最後ぎりぎりの日に、長男と一緒に警察署で100円を受け取りました。

その足でスーパーで100円のお菓子を購入。

いい経験になったと思います。

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