不動産会社で仕事をするのにあたり、持っていると手当が出たりする資格が、宅地建物取引主任者「宅建」です。
わたしが資格を取る理由は、その手当目当てでした。
そのころ、不動産会社の営業事務をしており、宅建の資格を持っていると月1万円くらいの資格手当が出るからでした。
1万円って大きいですよね!
それから会社の営業部の上司も、営業さんに宅建資格を取らせるためにゲーム形式でみんなで勉強することになり、それにわたしも便乗しました。
で、宅建をどうしても1年目で取りたいわたしが選んだのが、資格の専門学校東京リーガルマインド(LEC)でした。
「一人だけ落ちたら恥ずかしい」という思いが、かなりわたしの合格への後押しをしたと思います。
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目次
LECに決めたわけ
実はLECレックの申し込みは初めてではなく、2回目の利用でした。
1回目は社労士。
あまりの勉強しないといけない量の多さに途中で嫌気がさして、諦めてしまいました。テキストが高かったのにもったいないことをしました。
しかし、LECのテキストや教え方はとってもわかりやすかったんです。
自習室を自由に使えることも大きかった。
なので、また資格を取る!!となったときに真っ先に浮かんだのがLECでした。
不動産会社の営業事務とは言え、中途採用で入社して資料の作成や人事関係、経理関係の書類ばかりを作っていたわたしには不動産の知識は皆無といってもいいほどありませんでした。
忙しい営業さんにいちいち教えてもらうわけにもいかず、ましてや元々宅建を持っている営業さん自体も多くありませんでした。
確か受講料は8万ほど。
親に借りてLECで勉強すること決め、申込みました。
親からは、合格したら費用の返却はしなくてもいいという有難い言葉を頂きました。
通ったのは、会社と自宅の間にあった心斎橋校でした。
宅建合格のコツ
必死に勉強して1年目で受かったわたしが思う宅建合格のコツは、ひたすら繰り返すこと!
覚える部分が大きいのですが、テストは4択で引っ掛け問題が多いんですよね。
引っ掛け問題にもパターンがあって、5回くらい同じ問題を繰り返し解けば慣れてきて引っ掛けにも引っかからなくなります。
それが正答率をあげ合格への近道となります。
もちろん理解できていなくて、納得ができない問題は講師に質問して徹底的に理解をしておかないと、ちょっとパターンが変わったらまた解けなくなってしまうので、基本的前提として理解しておくこと。
宅建に合格するためにどれくらい勉強したのか?
わたしは5問免除の対象ではなかったため、全範囲の勉強が必要でした。
もちろん一夜漬けなんかでは太刀打ちできません。
前髪をピンでとめて、後ろの髪もしばってちょっとでも集中できるスタイル。
気持ち的には、おでこにハチマキで「必勝!」ってあるやつを巻いているくらいの気持ち(笑)
平日は仕事が終わってから講義がある日は、講義を聞いて勉強。
講義がない平日は、2〜3時間自習室にこもって勉強。
自習室は自由に使えます。
大学の講義室みたいな感じ。
休みの土日は朝〜夕方まで勉強。
こんな感じでした。
もちろん家に帰ってからも、勉強です。
お風呂もトイレも勉強。
あんなに勉強したのは、受験勉強以来じゃないでしょうか。
最初の頃は全く何も宅建のこともわからなかったわたしが、受験前には有る程度わかるようになってきました。
本当繰り返し大事。
LECのテキストは資格を取るのを最優先しているので、無駄がない。
正に資格を取るための学校です。
試験直前まで、ひたすらウォーク問です。
宅建の模試がLECで受けられるのが嬉しい
自分が今どれくらいのレベルまで来ているのか?
LECでは模試がLECで受けられるので、あまり緊張せずにすみました。
模試の解説もしてもらえるので、また勉強になります。
今では時代は更に進化していて、スマホで試験解説がきけるようですね。
宅建試験当日
試験は10月。
試験会場に近づくに連れ緊張が高まりましたが、自分の好きな音楽を聴いて精神統一をしました。
会場につくともちろんウォーク問で、自分が間違いやすい問題の見直し。
そして試験。
手応えはよくわかりませんでした。
試験が終わると疲れはてて家に戻りました。
すぐに各学校から回答の速報が出ます。
試験当日にLECでは、試験回答速報に基づいて答えわせが行われます。
合格点はその年によって違いますが、31点取れていれば大丈夫だろうという話でした。
自分がチェックした試験用紙を持ってチェックしていきます。
みんな真剣。
もちろんわたしも。
だって、月1万円ゲットできるのかと営業さんたちが合格してわたし一人合格できなかったという悲惨な状態になるかもしれない瀬戸際ですから。
答え合わせが進むに連れ、なんか不穏な点数に血の気が引いていきました。
ヤバいこれは落ちる!!
5点免除がなかった問題は、全然わからずほぼあてずっぽう。
しかし、これが運がよかった。
5問中まさかの4問正解。
わたしの点数は、33点でした。
ほぼ、合格間違いなしのラインを取りました。
悲しいオチ
結局、会社で試験を受けたのは20人以上いたのですが、受かったのはわたしだけという結果になりました。
それ自体は嬉しかったのですが、問題は宅建手当の月1万円。
不動産会社なのですが、建設業もしておりわたしは建設業での社員登録をしているので宅建をとっても宅建手当は払えないと一蹴されました。
役所に登録費用も払ったのに・・・。
今ではその会社は潰れてしまいました。
きっと、1万円けちったからです。
LECを申し込んでよかったこと
・勉強するべきことを的確に教えてくれる(特化したプロ集団なのでわかりやすい)
・分からないことは質問できる環境
・自習室で勉強ができる
・受けられなかった講義は振替やDVD聴講でフォロー
・模試が手軽に受けられる
・同じ目的の仲間がいるので常にモチベーションがアップ
わたし的に一番よかったのが自習室で勉強できること。
家での勉強だとどうしても気が散ってしまうので本気で一生懸命勉強している人の中で勉強すると自然と勉強に身が入ります。
LECに申し込んで後悔していること
合格したから言えるのかもしれませんが、なし!!です。
いくらわかりやすく教えてくれても結局勉強するのは自分。
絶対合格する!!という気合がないとLECの高い投資が無駄になってしまいます。
【評価】もし宅建に1発合格をしたいならLECはおすすめ
全く素人で不動産業界の知識がないわたしでも、1年目で合格できたノウハウを持っています。
自分のやる気さえあれば、確実に合格まで導いてくれる学校だと思います。
宅建に受かりたいけれど、勉強方法がわからない・効率よく勉強したいというのであればLECおすすめです。