次男が産まれてから、家族で旅行らしい旅行ってしていませんでした。
今回は福井県の恐竜博物館がメインの旅行計画だったので、その近くで宿泊できる温泉旅館に泊まりたいなーと思い、見つけたのが山代温泉「宝生亭」
小さい赤ちゃんや子供がいると大人旅館では迷惑をかけるし、なかなか温泉って言っても躊躇しますよね?
宝生亭は、キッズスペースあり、お部屋は広めの和室、ベビーグッズやチャイルドグッズがたくさんあって、赤ちゃん子連れ大歓迎の宿です。
女将さん自身、4人の子持ちだそうで(とっても綺麗でそんなにたくさんお子さんがいるようには見えません)
赤ちゃん連れ、子連れに嬉しい設備や心遣いがいっぱいで、小さい赤ちゃんや子供連れの宿泊におすすめです。
いろいろ書いていたら、めっちゃ長くなってしまいました。
心して?読んでみてくださいね(´∀`*)
山代温泉宝生亭を選んだ理由
ちょうど長男の5才の誕生日だったこともあり、お祝いということで子供たちが大好きな恐竜がたくさん見れる福井県の恐竜博物館へ行き、温泉旅館に宿泊するというプランをたてました。
→福井恐竜博物館と、かつやまディノパークへ行ってきたから口コミ。京都から車で3時間のアクセス
恐竜博物館から近い温泉街と言えば、同じ福井県内のあわら温泉、石川県の山中温泉などがありました。
夫が付き合っているときに転勤で石川県の金沢に住んでおり、このあたりの温泉もたまに遊びに来たりしていました。
なので、山代温泉が比較的賑わっているイメージなのでいいんじゃないか?ということで、山代温泉に泊まることにしました。
山代温泉の中でも以前泊まったことのある瑠璃光やゆのくに天祥にしようかと思って、ネットで宿泊施設を検索していると、ふと目に止まったのがあひるちゃん。
あひるちゃんの貸切風呂付きプランがある宝生亭でした(´∀`*)
詳しくみていくと、キッズスペースが設置されており子供が遊べたり、記念日のケーキの追加のことなども書いてあったので宝生亭に決めました。
恐竜博物館からは下道で車で1時間ほどでした。
宿泊プラン「【2組限定】★お子様ニコニコ♪笑顔あふれるお風呂★~200羽のアヒルちゃんと貸切露天風呂♪~」
わたしは予約したのは、【2組限定】★お子様ニコニコ♪笑顔あふれるお風呂★~200羽のアヒルちゃんと貸切露天風呂♪~プラン。
事前に楽天で予約するときに、子供の名前や年齢、宿までの交通手段を訊かれました。
家族の笑顔に会える宿「宝生亭」到着。子供の名前を呼んでくれる
当日チェックイン時間に到着すると、外でスタッフさんが待っていてくれて、スムーズな誘導と荷物の移動をしてくれました。
電気自動車の充電も可能?
外観はちょっと古い感じなので、一瞬不安を覚えましたが中はとってもキレイですぐに不安はなくなりました。
子供たちを連れて先に車から降りチェックイン。
予定の時間の17時より少し遅れました。
受付横には可愛いボードが用意され、記念日の人たちへのお祝いメッセージがありました。さりげない気遣いが嬉しいですね。
来館した子供たちの名前を覚えるというのが、宿の方針なのかな?
受付の方に早速名前を呼ばれ、ご満悦の長男。
フロントではリカちゃん人形のおひなさまが飾ってありました。
希望すればフロントの中に入って、記念撮影ができるようです。
部屋は広々12.5畳。掘りごたつが珍しい
お部屋は畳の12.5畳のお部屋。
結構広くて快適。
奥には浅めの掘りごたつがあり、もちろんスイッチも入れられるようになっています。
子供たちがかくれんぼをしていました。
テーブルには子供用の椅子もちゃんと二つ。
早速次男が喜んで座ります。
座ると「プー」と音が出る椅子です(オナラじゃないよ)
部屋自体にもよくある床の間の生花などの装飾品もなく、子連れにはハラハラヒヤヒヤする要素が少なく助かりました。
ちゃんとスリッパも5才と2才で分けて用意してくれてあり、感動しました。
小さい子のスリッパって一緒くたになることが多いんですが、細かい気遣いです。
洗面台下には子供用の踏み台と、オムツバケツが用意されていました。
担当の係の方は「せい子」さん。
元気でよく気のつく方でした。
18時ごはん、20時貸切風呂の流れでいくことにしました。
早速お茶を入れてもらいお茶菓子をほおばりながら、ごはんまでの時間ゆっくり一息つきたい・・・ところですが、子供たちとチェックインのときにフロントで頂いたこびとづかん探しクイズに行くことにしました。
その間夫は大浴場でのんびりタイム。
こびとづかんキャラ探しゲーム
子供たちにそれぞれ用紙を貰い、描かれたこびとたちが持っている文字を探してキーワードを完成させるというもの。
このこびとたちがいる場所が工夫されていて、わたしもびっくり(;゚Д゚)!でした。
この上の画像では、お皿などの飾りが置いてあるガラスケースの中にこびとがいました。
次男的には見やすいお土産売場の中のこびとが気になったようで、何度も指さして何かを言っていました。
その他にもロビーのカフェスペースの外などにも(笑)
自販機の中にまで入れちゃっています。
最後のヒントは「りょかんのひとにこっそりきいてね」だったので、子供たちがスタッフさんの元へ駆け寄っていきました。
接客中で忙しいのに「ちょっとまっててね〜」と優しく話しかけるスタッフさん。
そして、とうとう・・・スタッフさんまで(;´Д`)
わぉ!
この方家に帰ってからみたら専務取締役にそっくりのような気がしますが、ご本人でしょうか\(^^@)/
子供たちも夢中になって楽しんだようでした。
最後にはご褒美の宝箱があき、子供たちの大好きなお菓子が貰えました。
今回のゲーム分ではなく、ところどころに過去に開催されたであろうこびとたちがいてました。しかも水槽の中とかまで(笑)
こびとづかんは旅館のどなたかが好きなんでしょうか?
お土産売場にもこびとづかんの福袋が販売されていました。
いち押しですね〜。
お子様シアター&おもちゃの秘密基地(キッズルーム)
秘密基地と事前説明にありましたが、2階だての結構立派なキッズスペース。
期待以上です。
キッズスペースの1階では、テレビに妖怪ウォッチのDVDが流れていました。
ピーターカー・大きな動物のぬいぐるみ・子供用ミニテント・ボールなどなど。
2階からは外が覗けるので、それも楽しかったようです。
このキッズスペースが子供たちがいたく気に入り、何度も連れていってとせがまれました。
何時までやっているのかなと思いましたが、特に時間はないようです。
夜中までとはいかないでしょうが(無理というより子供は寝てますが)、22時前でも子供がいてればDVDを流してくれているようです。
朝も7時くらいに近くを通ったらすでにDVDが流されてました。
食事(夕食)
旅の楽しみといえば食事です(´∀`*)
くいしんぼのわたしは食事が大好き。
大好きな辛口白のスパークリングワインがなかったのが残念でしたが、夫とビールや梅酒スパークリングを飲んで乾杯しつつ、料理に舌づつみを打ちました。
料理は温かいものは、固形燃料が使われて温かい内に美味しくいただくことができました。ボリュームもあり、美味しかったです。
金粉がかかって贅沢な感じ。
その場で炊いて食べる釜飯。
今回は次男の料理はとりわけで、長男は料理をオーダーしてました。
2才の次男は乳製品と卵アレルギーがあるので(小麦は最近たべられるようになってきました)、おそばはありがたかったです。
長男の料理は、オムレツのうえに長男の名前がケチャップでかかれていて大喜びでした。いつもよりもたくさん食べました。
オムライス・ハンバーグ・お刺身・枝豆・ポテト・チキンナゲット(多分)・茶碗蒸し・ポテトサラダ・ジュース・ミニケーキ・ブラマンジュ? といったメニューでした。
長男の5才の誕生日会を兼ねた旅行だったので、誕生日ケーキの手配を事前に旅館にお願いしていました。
長男の希望で大好きなチョコケーキ。
お値段2,700円。
出すタイミングも担当のせい子さんがこそっと聞いてくれました。
昔他の高級旅館で、サプライズのケーキを夫に手配したのですが、担当の中居さんが気がきかなくて本人の前で「ケーキはいつお持ちしますか?」なんて訊かれてわたしが激怒した思い出があります。
今回はきちんと意図を組んで対応してくれて、安心しました。
バースデーケーキは食後にお願いしました。
ケーキにロウソクを点けて中居のせい子さんも一緒にバースデーソングを歌ってお祝いしてくれました。
長男のケーキですが、次男も一緒に蝋燭を消したがってそれに長男が怒ってといういつものパターン(笑)
チョコケーキはいちごが挟んであって、美味しいケーキでした!
そして次男は乳製品・卵アレルギーなのでケーキのとき食べるものがなくては可哀想なので、フルーツを予めお願いしておきました。
電話で注文したときにフルーツの盛り合わせの値段が3,240円と言われて、リッツの野菜スティックの値段を思い出しました。子供用のフルーツのつもりだったので、値段の高さにビックリ仰天。間違いかと思って聞き返しましたが、間違いではなく・・・どんなフルーツ盛り合わせが出てくるのか期待をすることにして、そのまま頼みました。
そして出てきたフルーツ盛り合わせは、オレンジ・メロン・イチゴ・フルーツヨーグルト・ケーキなど豪華なもの。
これは値段だけの価値はまぁあるかなーと納得です。
ただ不満があります。
子供が卵・乳製品アレルギーでケーキが食べれない為の代用品だと伝えたのに、おもいっきり乳製品が使われていたこと。
旅館内の伝達ミスだとは思いますが、アレルギーに関することはきちんとお願いしたいものです。
クリームやヨーグルトなどが付いていないフルーツが結構あったので、次男にはそのフルーツを食べさせました。苺が大好きなのでペロリでした。
貸切露天風呂
赤ちゃんや幼児連れには貸切風呂が気を遣わなくて一番。
子供が産まれてから、温泉旅館に宿泊するときには必ず貸切風呂がある宿を選んでいます。
貸切露天風呂ということでしたが、締め切ってあったので露天風呂ではないですね。
もしかしたら、小さな子供が入るのでという気遣いで閉めておいてくれたのかもしれません。
こんな風に書いていますが、不満は全くありません。
脱衣所にはベビーベッドが設置されていました。
アメニティはこんな感じ。
タオルとバスタオルは部屋から持っていきます。
できたらメイクを落とすのにコットンがあれば、もっとよかったかな。
貸切風呂は家族だけで入れるので、本当に楽ちん。
しかも、今回貸切というだけではなく、200羽のあひるちゃんたちと一緒にお風呂に入れるって絶対子供たちは喜びます。
この宝生亭の貸切風呂は、お風呂の洗い場が畳なんです。
子供がハイハイしても大丈夫。
赤ちゃんならパパママが体を洗っている間、畳の上に転がしておけそうです。
温泉の湯質も刺激もなく、子供にも安心。
宝生亭の地下より湧き出ている評判の湧き水だそうです。
きちんとした温泉のようで、お風呂場には温泉の成分表もありました。
お湯の温度も熱くなく、子供たちもすんなりと入っていました。
家だと熱いとか言ってなかなか入らないんですよね。
なので、子供たちが喜んで入ってくれるのは助かりました。
大きなあひるちゃんや、青や黒の色違いのあひるちゃんなど変化があって楽しかったようです。
わたしの子供はアレルギー体質で市販のボディソープだと肌が荒れやすいので、いつも家では固形石鹸で洗っています。
旅館にはないところが多いので、家から持参してきたのですが固形石鹸+赤ちゃん用に泡で出るベビーソープまで設置されていました。
さすが子連れ歓迎の宿です。
わたしは貸切風呂がついたプランを申し込みましたが、別途料金を支払えばプランになくても申し込み可能です。
このあと夫と長男は大浴場に入りに行きました。
わたしは次男とお部屋へ。
用意してくれた子供用浴衣が可愛すぎです。
黄色に♪です。可愛すぎていっぱい写真を撮りました!!
大浴場
大浴場は1Fと2Fにそれぞれあり、男性用と女性用にわかれています。
男性用が1F女性用が2Fで、翌日は男性用2F女性用1Fと入れ替わりでした。
夫が子供を寝かしつけてから大浴場に行って欲しいというので寝かしつけたら一緒に寝てしまい、2Fのお風呂に入り損ねてしまいました(夫め!)
翌朝早めに目覚めたので今度こそ大浴場に行こう と思ったら、ちょうど夫がこっそりと大浴場へ行くところでした。
仕方ないので夫に先に行ってもらい、帰ってきてから順番に行ってきました。
夫曰く1Fも2Fも広さなども同じくらいだったとのことでした。すべてのお風呂に入りたかったなー。
気を取り直して1Fのお風呂に。
わたしが行くとお風呂から上がった家族が出てきて、貸切状態になりました。
貴重品を入れる鍵付きのロッカーもありました。
脱衣所にはベビーベッドが設置されており、お風呂の中にはベビーチェアもありました。
お風呂は内風呂が1つ。
露天風呂が1つです。
洗い場も広めなのでゆっくり洗って入れました。
朝食
ごはんの友がたくさん出てくる朝食。
中居さんのせい子さんがお米が足りているか何度か確認しにきてくれました。
これはごはんが進む。
フロント前のお土産やさんに置いてあった手作り辛味噌や海苔などなど。
商売上手だなと思いました。
長男の子供用の朝食にはホットケーキや固形燃料で焼くハムエッグなど。
次男はごはんを頼んでいないのですが、海苔とふりかけを用意してくれていました。
せっかく用意してくれたのですが、次男のアレルギーでふりかけは使えず残念。
朝ごはんも美味しく頂きました。
朝食後
朝食後はのんびりしたかったのですが、子供たちがまた1Fフロント前のキッズスペースに行きたがり夫が連れていってくれました。
わたしは久しぶりにのんびりとテレビを観ていました。
題名のない音楽会で大好きだったゲームFFの曲を演奏していて、途中の夫の子供の面倒交代要請も無視してみてました。
すると、しびれを切らして夫が戻ってきてしまい、わたしがキッズスペースにいく羽目になりましたヽ(`Д´)ノ
出発&お別れ。女将さんがキレイ。
女将さんがお客さんの見送りでロビーにいらっしゃいました。
旅館には珍しく洋服です。
とっても美人で素敵な女将さんでした。
4人の子持ちだそうで、びっくりしました。一体おいくつなんでしょうか?
女将さんがまたまた感じがよくて、宿の印象がよりよくなりました。
チェックアウトのときに、夕食のときに家族で撮ってもらった写真をプレゼントしてくれました。
子供たちにはお土産に「あひるちゃん」を1匹ずつ。
2才の次男が気に入ったようで、車に乗ってお昼寝をしても握ったままでした。
車のところまで女将さんと担当の中居さんのせい子さんが見送りに来てくれて、楽しい滞在となりました。
宝生亭で借りられるベビーグッズ・キッズグッズ
宝生亭を選んだのは子連れで過ごしやすそうだったからですが、事前に確認した以上のグッズが揃っていました。
【無料貸出ベビーグッズ・キッズグッズ】
赤ちゃん布団・オムツバケツ・ベビーバス・バンボ・歩行器・バウンサー・加湿器・子供用便座・授乳クッション・お散歩用バギー・おもちゃ・絵本・体温計
実際におもちゃと加湿器を借りました。
おもちゃはフロントで子供1人1つずつ、気に入ったおもちゃを部屋に持っていって遊べます。
貸出可能な絵本はこんな感じ。
【離乳食の持ち込み】
可能。
あたためてくれます。
取り分けよう食器スプーン。
病院案内
なにかあったときの病院も案内してくれます。
夜間・休日OK。
赤ちゃん連れ旅行だと、旅先の病院を調べたりしないといけないので手間ですが、赤ちゃん子連れ歓迎の宿だからこそこういうサービスは安心です。
赤ちゃんプランは無料ですが、赤ちゃんプラン以外でもオムツ・ミルクなどが有料で購入できます。
まとめ
1つ宿泊前に気になることがありました。
事前に掛けた電話対応の方の相槌が「うん、うん」だったことです。
この旅館大丈夫なのかな?と思いながら向かいましたが、実際に宿泊してみると快適ないいお宿でした。
赤ちゃん連れや子供連れには本当おすすめの宿です。
ミキハウスのウェルカムベビーのお宿に、認定されていてもおかしくないと思います。
>>家族の笑顔に会える宿 山代温泉 宝生亭
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