2016年春に新しくオープンした京都鉄道博物館に行ってきました。
今回はプレオープンに行ってきて、正式なオープンは、2016年4月29日(金祝)です。
京都鉄道博物館プレオープン(内覧会)
プレオープンは2016年4月17日(日)と4月18日(月)の2日間。
京都鉄道博物館がある梅小路公園に近づくにつれ、人が続々と梅小路公園の中に吸い込まれていきます。
ようやく京都鉄道博物館前に着くと入場を待つ行列が( ; ゜Д゜)!
混雑を予想して早めのオープン1時間前に着いたのに大行列でした。
早速列に並びましたが、その後ろにもどんどんと行列がのびていきます。
列は二つあって、下京区民の七条とあとどこかの地域(地域名的に京都鉄道博物館の本当の近くの住人っぽい)は会館時間前の9時過ぎには入場が始まり、中に入って行きました。
開館時間が10時だったので、その時間まで待つのかと思いきや10時前にわたしたちも入場が始まりました。
意外と前の方に並んでいたようで、すぐに入場できました。
京都鉄道博物館 攻略
京都鉄道博物館は3F建てになっています。
想像よりも広すぎて、まわるのにだいぶ時間がかかりました。
京都鉄道博物館1F攻略
プロムナード
1F入ってすぐの場所には新幹線やいろんな電車が展示されています。
とりあえず、みんなここで写真を撮っていました。
寝台車や食堂車などがあります。
展示されている電車は、0系22-1・0系35-1・0系16-1・0系21-1・DD54ー33・ナシ20-24・モハ80-1・クハ86-1・クハ103-1・スシ28-301・マロネフ59-1・マネロフ59-1・C62-26 です。
電車の中。
寝台車
昔の食堂車?
プロムナード真ん中あたり
中にも入れます。
食堂車メニュー
その中でナシ20-24は食堂になっていて、お弁当を車内で食べることができるようです。
限定オリジナルランチお弁当も販売予定。
今回はプレオープンなので販売はしていませんでした。
食堂車で駅弁を食べられたら、子供たちは大喜びですよね(´∀`*)
トワイライトプラザ
プロムナードを抜けると左手に中庭があり、その奥にはトワイライトプラザがあります。
その車両の横には、運転シュミレーターの整理券待ちの行列がずらっと並んでいました。
ただ、人数が多すぎてスタッフさんが全員に行き渡らないかも(;´Д`)とおっしゃっていました。
オープン後もしばらくこの混雑が続きそうなので、可能なら平日に行った方がいいかもしれません。GWは大変なことになりそうです。
車内が豪華でこんな電車があるとはびっくりしました。
展示されている電車は、スロネフ25-201・スシ24-1・EF81-103・EF65-1・オロネ24-4・EF58-150です。
前から。
電車の間には手洗い場も設置。
切り替えポインタ?
中庭ではテーブルと椅子も置かれています。
鉄道博物館 本館1F 車両
いよいよ本館の中に入ります。
中に入る手前にはベビーカー置き場もありますが、本館内もベビーカー移動可能だと思います。館内にいっぱいいました。そして館内にもベビーカー置き場があったので。
ここに展示されているのは、100系122-5003・EF52-1・キハ81-3・SL1800-1801・DD51-756・クハ489-1・ヨ5000-5008ー・ワム3500-7055-・クハネ581-35・EF66-35・500系521-1・SL230-233 です。
中に入って最初に目に飛び込んでくるのは、SL230-233。
真っ黒いSLがかっこいいです。
それぞれの電車は中に入れたり、休憩用の椅子もあったりして混雑していなければゆっくり楽しめそうです。
他にも壁にはトレインマークも飾ってありました。
オブジェみたいで可愛い♪
トレインマークとは?
列車の先頭部につけるヘッドマークや最後尾につけるテールマークなど、列車の愛称名やそれを象徴するデザインが描かれたマークのこと。
鉄道博物館 本館1F 鉄道の施設
鉄道の施設が学べるスペース。
軌道自転車乗車体験。
120センチ以上でないと乗れません。
整理券を配っていたようですが、わたしが行ったときにはもう配布終了していました。
ボタンを押したり、自分で触って体験できる設備が多いです。
模型的なものもたくさん。
的なものってなんやねん!というツッコミはなしで、見てもよくわからないんです・・・。
橋のしくみがわかる・・のか?
信号機の展示。
電車の運転席が体験できるスペースが子供たちに大人気でした。
ボタンがたくさんあるので、複雑そう。
信号機もあります。遮断機がおりたりあがったりして子供たちは普段入れない遮断機の中でおおはしゃぎです。
普段は押せない緊急停止ボタンも押せます。
鉄道博物館 本館1F 車両のしくみ
電車の中の車両のしくみが見れます。
構造や動力の仕組みを装置に触れながら学べます。
子供たちに人気の装置。
集電装置が大きい。
スケールが大きくよくわからず
というしょうもない感想しか出てきませんでしたm(_ _)m
本当は初動画を差し込みたかったのですが、動画の撮影自体に失敗してました。
ダメダメです。
鉄道博物館 本館1F 車両工場
階段を登って電車の上も見れるようになっています。
電車の上部分。
こんな風になっているんですね。
展示されている車両は、オハ25-551・オハ46-13・カニ24-12です。
鉄道博物館 本館1F 鉄道のあゆみ
昭和感あふれるコーナー。
赤電話が郷愁をそそります。
このテレビ懐かしい。
わたしが小さい頃はまだテレビのチャンネルがガチャガチャまわしていた記憶があります。
昭和駅。
中には昔伝言板で使われた黒板も。
昭和的改札。
DD51-756の車両の底も見学可能です。
階段を降りると
トンネルのようになっていて、車両の下通路をくぐりながら上を見上げます。
説明によると「万能型国産ディーゼル機関車」だそうです。
電車を下から見れるチャンスはなかなかありません。
京都鉄道博物館2F攻略
鉄道博物館 本館2F 物を運ぶ
運搬用の車両の展示などがされていました。
さっと流したので画像を撮り忘れてました。
鉄道博物館 本館2F 列車に乗ろう
昔の駅の改札口を再現した横に、現代の改札口が並べて展示されていたりします。
ホームのアナウンス体験。
スイッチを押してすっかり車掌さんになりきっていました(笑)
チケット発券体験などもありました。
すごい行列で断念。
電車の乗車券購入体験もあり、20分並んでようやくゲットできました。
料金は無料です。
子供たちが並ぶのを嫌がり、結局わたし1人で並んで1人で乗車券をもらいました。
この乗車券は改札に実際に入れることができます。
改札がシースルーになっていて、乗車券を入れるとどんな風に出てくるのか見れるようになっているですが、一瞬だったのでよくわかりませんでした。
出てきた乗車券はこんな風に電車の印刷がされました☆
ちょっと嬉しい(´∀`*)
これは何かの電車?
飛行機のファーストクラスの座席みたい。
(ファーストクラスに乗ったことがないので、あくまでもイメージです)
他にも交通繋がりということか飛行機の展示や、鉄道の制服の展示などもありました。
パタパタと変わる次の電車の時間を知らせるあれです。
パンタグラム?
それを自分で変更体験ができるコーナーも。
行列がすごかったのでパス。
懐かしい感じの電車の改札口
鉄道博物館 本館2F 鉄道ジオラマ
待ち時間が1時間ほどあったので諦めようかと思っていたのですが・・・
と主張するので見ていくことにしました。
鉄道ジオラマは完全入れ替え制で、運行時間が決まっていました。
ずらっと並んでいたのですが、運行時間15分程前に入場開始しました。
ガラスの向こう側にジオラマがあり、全員立ち見です。
段が3段あり、その段に立ちます。
子供はガラス前で見れるのかなと思ったのですが、ガラス前は通路なので見学禁止でした。
段は一番前をゲットしたほうがいいですよ。
並んでいたのが前の方だったので十分一番前の段を確保できたのですが、一番前は座るものだと思い込んで中央の2段目を確保しました。
しかし、2段目と3段目は1段目の人が立ち見なので大人がいると全然見えません。
子供が見にくいんです。
なので、2段目と3段目のパパママは抱っこ。3段目は肩車をしているパパが多かったです。そうしないと身長の低い子供は全然見えません。
夫は18kgの長男を抱っこ。
わたしは11kgの次男を抱っこ。
20分の苦行になんとか耐えました。(とは言っても途中何ども降ろして子供に文句を言われつつ(;´Д`))
ジオラマの開催走行時間は20分で、朝昼晩を2回繰り返しました。
ジオラマを動かしつつ、その場でスタッフさんが説明をしてくれます。
カメラも設置してあり、説明している電車をリアルタイムで前のモニターに映し出していました。
鉄道博物館 本館2F 運転シュミレータ
トワイライトプラザで整理券を配布するための列に並ぼうとしたんですが、スタッフさんに聞くと並ぶ人が多過ぎるので多分足りないだろうと言われました。
なので、並ぶのをやめてシュミレータは諦めました。
制服を着て運転シュミレータが体験できます。
実際に電車の運転手さんが運転しているものを同じだそうです。
子供が運転する場合は10才くらいからがいいのではないか とのことでした。もちろん親が手伝えば何歳からでもOKです。
制服は一番小さいサイズで110cm〜、大人用もありますとのことでした。
シュミレータは8台あり、一回5分ほどだそうです。
混んでなければ、いずれチャレンジしたいです。
鉄道博物館 本館2F 列車を安全に走らせよう
ジオラマの中に入って撮影ができます。
周りでみてる人がめっちゃ多すぎ。
鉄道博物館 本館2F キッズパーク
あまりにも人が多すぎてチェックしそこねました。
帰ってきてから館内案内図を見て、存在に気づきました。
キッズパークと銘打つからには、子供が更に喜ぶ遊び場かなにかでしょうか。
鉄道博物館 本館2F レストラン・休憩所
座席数はまあまああります。
大きなガラス窓からは線路が見え、時には電車が走る姿を確認することができます。電車をみながらごはんを食べたいなら、窓際席の確保が必須です。
席数は100以上ありそうでした。
鉄道博物館レストラン・休憩所のメニュー
チケットを券売機で購入して、注文するスタイルっぽいです。
ごはんも電車関連の装飾をされていて、楽しそう。
絶対子供が喜びます。大人も喜ぶかも。
子供用の椅子もあり、角には小さなプレイスペースもあります。
プレオープンなので、水だけ飲めました。
京都鉄道博物館3F攻略
鉄道博物館 本館3F ギャラリー
細長い通路です。
窓側には椅子が並べてあります。
窓からは、1F2Fの様子が見れるようになっています。
実はこのスペース、外から見たら新幹線になっているんです。
ココです!
長男が「あの新幹線乗りたい!」と言っていたので説明したのですが、イマイチわかっていない様子でした。
買ってきたジュースをこのスペースで子供たちに飲ませようと思っていたのですが、飲食禁止でした。
途中には、子供たちの描いた絵がタペストリーになって展示されていました。
鉄道博物館 本館3F 図書資料室
図書資料室は鉄道博物館なので、もっと子供向けかと思っていました。
ほとんど子供要素はありません。
ドアを入ってすぐに、コインロッカー。
そして奥には本棚が並んでいます。
外国語のタイトルなどなんか難しそう。
一角に少しだけ子供向けの電車の本もありました。
新聞が交通新聞って、こんなのもあるんですね。
鉄道博物館 本館3F スカイテラス
展望台です。
線路や電車、五重の塔なども見えます。
このテラスではテーブルと椅子があり、お弁当が食べられそうです。
テラスに近くには自動販売機もありました。
SLひろば
1Fプロムナードやトワイライトプラザの隣りにあるSLひろば。
わたしはこの京都鉄道博物館の前の博物館には行ったことがないのですが、夫曰く昔からあるそうです。
鉄道博物館といえば、このSLひろばの画像をたくさんみかけるイメージがありますね。
扇形車庫の中にはSLがたくさん並んでいます
展示しているのは、8620-8630・C62-2・C61-2・D51-200・C57-1・C56-160/B20-10・1070-1080・9600-9633・C11-64・7100-7105・C62-1・D51-1・D55-1・C55-1・C58-1・D50-140・D52-468・C59-164・C53-45・C51-239です。
外には芝生のちょっとした広場があり、レジャーシートをしいてまったりしているひともいました。
休憩所として、オハフ50-68の車内で休憩できます。
車内は普通のクーラーも完備されてました。
扇形車庫の中はこんな感じです。
中身が入っていないガシャ。
オープン時には何が入るんでしょうか。
出口
蒸気機関車の運転席。
お土産のショップの隣りにあります。
お土産ショップ
プレオープンだったので、まだお土産やさんは開いてませんでした。
遠くになんかキャラが見えたので、京都鉄道博物館のオリジナルキャラグッズとかがあるのかもしれません。
オムツ替え・授乳室
オムツ替えシートも授乳室もあちらこちらにありました。
使用済みのオムツも捨てて帰れます。
授乳室の雰囲気はこんな感じ。
レストラン
京都鉄道博物館の中でのごはんが食べられるレストランは2箇所。
1Fプロムナードの駅弁が食べられるナシ20-24と、2Fのレストラン休憩所です。
その他にも外にベンチがあったり3Fスカイテラスにもテーブルや椅子が設置されているので、お弁当を持ってきてランチもできそうです。
飲食可能な場所は5箇所。
SLひろば・スカイテラス・中庭・2Fレストラン休憩所・食堂車(食堂車の商品のみ)
館内は決まった場所以外は、飲食禁止です。
京都鉄道博物館内でのごはんにこだわりがないのなら、京都鉄道博物館がある梅小路公園内にもカフェやレストランもあります。
また、京都鉄道博物館近くの梅小路公園出口付近にもいろいろと食べ物やさんがあります。
京都鉄道博物館 休館日・開館時間
京都鉄道博物館休館日
毎週水曜日・年末年始(12月30日〜1月1日)
開館時間
10時〜17時30分(入館は17時まで)
京都鉄道博物館 入場料
個人料金
一般 | 大学高校生 | 中学小学生 | 幼児(3才以上) | |
個人 | 1,200円 | 1,000円 | 500円 | 200円 |
障害者料金 | 600円 | 500円 | 250円 | 100円 |
SLスチーム号 | 300円 | 300円 | 100円 | 100円 |
団体料金
一般 | 大学高校生 | 中学小学生 | 幼児(3才以上) | |
団体 | 960円 | 800円 | 400円 | 100円 |
京都鉄道博物館 駐車場・駐輪場
京都鉄道博物館の駐車場と駐輪場はありませんが、京都鉄道博物館の隣に駐車場と駐輪場があります。
駐車場は「梅小路ふれあい駐車場」というコインパーキングがあります。
【駐車場料金】
入庫から2時間までは平日800円
入庫から2時間までは土日祝900円
以後60分毎に200円追加
いつも、くみんぼ家が使っているコインパーキングは、京都鉄道博物館から10分ほど歩きますが、土日祝も1日最大料金が600円と激安です。
場所は大宮七条を北に行って左手(西側)にあります。
京都鉄道博物館へのアクセス
詳細は公式サイトをチェックしてください。
まとめ
京都鉄道博物館は見所満載でした。
鉄道にそんなに興味のないわたしでも楽しめたので、鉄道好きの人にはたまらないと思います。
観光なら、京都鉄道博物館は梅小路公園にあるので、同じ公園内の京都水族館も一緒に楽しめるし移動距離も少なくていいと思います。