赤ちゃんが生まれたら、想像以上の予防接種の数にびっくりしませんでしたか?
くみんぼはめっちゃびっくりしました。
予防接種のスケジュールも病院任せです。
そして接種することが推奨されているのに、有料のものもまだたくさんあり、親の自分が子供にワクチンを接種すべきかどうか考えて、数千円するワクチンを打たせたりして予防接種をしています。
結構ワクチン代って高いし、しかも1回だけじゃすまないから兄弟がいるともっと痛いんですよね。
国が推奨するならば、みんな無料にして欲しいと思います。
B型肝炎予防接種が無料になる
B型肝炎もくみんぼの子供には接種しました。
ママ友や知り合いにも「B型肝炎打っといたほうがいいかな?」なんて訊かれることがありますが、考え方次第ですがくみんぼは接種しておいたほうがいいと思っています。
無料になるのは0歳児
今回は朗報です。
そのうちのB型肝炎の予防接種料金が、原則0歳児が無料になります。
原則ってところがちょっと引っかかりますが。
2月5日厚生労働省の専門部会が決定。
くみんぼの子供にはB型肝炎は自腹で接種させたので、もっとはやくして欲しかったのが本音です。
B型肝炎予防接種は3回
接種は合計3回。
生後2ヶ月
生後3ヶ月
生後7〜8ヶ月
B型肝炎とは
B型肝炎ウイルス(HBV)が血液・体液を介して感染して起きる肝臓の病気です。
3才未満の乳幼児が感染すると慢性化する可能性があり、将来、肝硬変や肝がんなどを発症する可能性があります。
日本の肝がんの20%はB型肝炎が原因です。
大人になってかかる急性肝炎は一過性のものですが、3才未満がかかると免疫力が未熟な為、慢性化する可能性(ウイルス保持者になる)があります。
現時点で、B型肝炎ウイルスは完全に除去する方法はありません。
キャリアになって症状を遅らせる薬はあっても、完全に治療はできません。
ウイルスに感染しないことが大事なんです。
感染経路は分娩時の母子感染が多かったのですが、対策が取られ現在では少なくなってきています。
感染経路が不明な場合や、保育園での感染報告もあるそうです。
恐ろしいのがB型肝炎に感染しても、自覚症状がでないこと。
国内の感染者は推定で110万〜140万と言われています。
世界的にみて、日本の感染者はかなり少ないようです。
B型肝炎ワクチンとは
世界で初めてのがんを予防するワクチン。
ウイルスを持つキャリアとならないように予防するために打ちます。
B型肝炎ワクチンのシェア80%はあの化血研
B型肝炎ワクチンの国内シェアは80%が化血研です。
(科学及血清療法研究所の略)
化血研はインフルエンザなどのワクチンを製造している組織です。
2015年末に血液製剤を不正製造したため、9月から出荷を自粛しており1月から安全性が確認されたとして再出荷しています。
化血研が以前不正製造したというのは、国の承認と異なる製造方法で作っていたという件です。
記憶に新しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そして、再出荷することにより国内のほとんどのシェアを占めている化血研のワクチンで供給量が安定して提供できるようになったことが今回の無料化につながったようです。
化血研で大丈夫なのか少々不安は残りますが・・・。
B型肝炎ワクチンは不活化ワクチン
B型肝炎ワクチンは不活化ワクチンです。
不活化ワクチンとは、細菌やウイルスを殺して毒性をなくし、抵抗力(免疫)をつけるのに必要な成分を取り出してワクチン化したもの。
不活化ワクチンと対局なのが生ワクチン。
生ワクチンとは、生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたものを接種すること。その病気に軽くかかったような感じで抵抗力(免疫)を得ることです。
ワクチンで不活化か生ワクチンかって気になります。
以前は気にしたことがなかったんですが、ポリオの予防接種がちょうど区役所などでの一斉接種は生ワクチンしかなくて、気になり調べたことがあります。
不活化の切り替えまでは待てず仕方なく1回1万弱の不活化ワクチンを個人輸入している病院で接種させました。
しかも1回だけじゃなくて複数回打たないといけなかったので、結構痛い出費でしたヽ(´Д`;)ノ
なので、不活化ということで生ワクチンよりは副作用の面では心配が少ないかとは思っています。