虫歯菌って気にしていますか?
わたしはめっちゃ気にしています。
普段、親の唾液がこどもに入らないように、今までは取り箸なんてあまり使ったことがなかったのに絶対使うようにしたり、同じコップでの飲みまわしはしないように気を付けたりしています。
そんな中で親の予期せぬところで、こどもにスプーンの使い回しをされる事件が起こりました。
本当わたしにとっては大事件です!
虫歯菌への感染!?予想だにしない出来事。
先日、近所のイベントに行って振る舞いを受けました。
イベントはお餅付きで、そこでついたお餅がふるまわれます。
たまたま通りかかって
とねだるので、無料だし楽しそうだしもちつきの経験とかもいいな〜なんて、長男と次男を連れてちょっと寄らせてもらうことにしました。
子供も杵を持って、お餅付きをさせてもらって大喜び。
自宅では道具が揃わずになかなか体験できないので、こういった場所でこどもにもちつきを体験させてあげられるのはありがたい。
児童館のイベントなんかでたまにお餅つきができますが、日程が決まっているのであわないと難しいんですよね。
で、自分でついたお餅をその場で食べられます。
そこでは、いろんなお餅のトッピングまで準備してくれてありました。
くみんぼの次男は当時1才半なので、まだお餅はかみきれず詰まらせる可能性があるのであげてません。
お餅は2才すぎて、自分できちんと咀嚼ができるようになってからかな、と思ってます。
そんな次男をみて、スタッフさんがお餅のトッピングの煮豆を持ってきてくれました。
下の子は甘い煮豆が大好物♪
大喜びでどんどん食べます。
なくなるとお代わりを要求。
いろんなスタッフさんが、次男にお豆さんをあげてくれていました。
その中である若い女性スタッフさんが、食べやすいようにスプーンにすくって口に入れてくれました。
女性スタッフさん「美味しいね〜(^J^)」
って子供に話しかけながら、あげてくれてて
と微笑ましくみていたんです。
そのとき事件が(;゚Д゚)!
そう奥様、事件ですよ!
そのスタッフさんが、子供に煮豆をあげたスプーンで自分もぱくっ。
そして、そのスタッフさんの口に入れたスプーンでまた煮豆をすくって
そのそのそのスプーンで、再びわたしの次男の口にスプーンを運んで
とめる間もなく、一瞬の出来事でした。
その虫歯菌がいる口で(いるかどうかは実際には知りませんが)、わたしのこどものスプーンと共有しちゃった。しかも、ふつうに!
びっくりしすぎて、一瞬のできごとで静止もできずに。
こうして次男は虫歯菌に感染してしまいました。(してないかもしれませんが、心情的に)
虫歯菌がうつるから、スプーンや箸の共有・口移しはダメ は若い人でも知らない
よく昔の人は虫歯菌が移ることをしらないから、祖父祖母が口で咀嚼したのをあげたとか自分の使っているスプーンで子供にあげたとか言って、ママさんが怒っているのを聞いたことはありました。
現在の子育ての常識としては
虫歯菌が移るから、口に入れるものの大人との共有はしない
ですよね。
でも、まさか20代後半くらいの女性スタッフさんも知らなかったとは。
子供がいなかったら、そうなんかもしれませんね。
くみんぼも20才ごろ従姉弟が子供に対してスプーンや箸、食器などを完全に分けているのをみて初めて知りました。
でも、実際に自分の子にやられるとめっちゃ衝撃!
くみんぼが虫歯だらけなので、虫歯にならないようにと今まで気を付けてきたのに(`・ω・´)
クレームを言いたいくらいでしたが、無料のイベントだし本人悪気があってしたわけではなく、親切でしてくれたので言葉を飲み込みました。
そして、それ以上はこどもたちが何も口にしないようにささっとその場を立ち去りました。
虫歯菌とは、なんのこと?
虫歯になるのは、虫歯菌が原因。
つまり虫歯を作る役割の虫歯菌がいなければ、虫歯にはならないわけなんです。
虫歯は菌による感染症。
産まれたばかりの赤ちゃんには、虫歯菌は存在してません。
虫歯菌と言われる悪い菌は、2種類いててまず虫歯を発生させるミュータンス菌。
それから発生した虫歯を進行させるラクトバチラス菌。
ミュータンス菌は唾液から感染します。
なので、現在の育児では「箸やスプーンを共有して使うことはありえない」というのが常識になっています。
じぃじ、ばぁば世代は知らない方が多いようなので気を付けてくださいね。
やられた親、特にママは衝撃を受けますよ。
3才までは虫歯菌にかかりやすいから注意って本当?
恐ろしいことに一度、虫歯菌であるミュータンス菌が口の中に入り感染してしまうと、もう完全に除去することはできません。
しかも、虫歯菌が感染しやすい時期があり、1才7ヶ月〜3才です。
この時期は個人差がありますが、歯が生えてから乳歯が生え揃うまでの時期です。
乳歯が生え揃うまでは子供の口内環境は不安定なので、虫歯菌にも感染してしまうと一気に菌が増殖してしまうという事態になります。
虫歯菌が多ければ多いほど虫歯になるリスクが高まり、この時期に虫歯菌の数を増やさないようにすることで虫歯になるリスクを減らします。
だから、この乳歯が生え揃うまでの時期に、いかにミュータンス菌に感染させないかが重要。
虫歯菌に感染するのは遅ければ遅いほどいいんです。
虫歯になる確率も下がります。
なので、ママやパパは必死こいて、箸やスプーンを共有しないようにしたりなんとか唾液が赤ちゃんや子供に入らないように気を付けているんです。
虫歯予防。赤ちゃんにキスやごはんフーフーは大丈夫?
赤ちゃんやこどもがどうすれば虫歯にならないのか?という対策は、赤ちゃんが産まれる前から始まっています。
妊娠中に栄養を取る
妊娠三ヶ月くらいから歯の形ができてくる時期。
この時期以降は特に栄養バランスを気を付けてごはんを食べるのが大事。
とは言っても、くみんぼの子供は産まれてしばらくたっているので間に合いません。
つわりであまり食べられなかったし。
栄養が取れなくて気になる場合は、サプリなどで補うといいですよ。
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パパやママの家族の虫歯菌をやっつける
虫歯菌は、パパやママなどの身近に接している人からの感染がほとんど。
なので、もしパパやママに虫歯や歯周病があれば早く治療しておきます。
歯医者さんでは、口の中の虫歯菌を殺菌したり、虫歯菌を除去したりする方法もあるそうです。
パパは産まれる前に、ママはつわりが治まったら一度歯医者さんに歯の状態を見てもらいましょう。
もし虫歯などがあったら治療に時間がかかるので、早めにいくことをおすすめします。
ママはお腹が大きくなったら、仰向けに寝て治療を受けるのもしんどくなってくるので要注意です。
虫歯菌を子供にうつさないように気をつける
この中でこどもにやっていることはありませんか?
箸やスプーンを共有
成人がかじった食べ物をあげる
熱い食べ物をフーフーして冷ます
キスをする
飲み物をまわしのみする
これ全部NGですよー。
とにかく唾液が赤ちゃんや子供に入らないように気をつけること。
でも子供が可愛くてほっぺにいっぱいチューするのを、やめられない(;´Д`)
たまたまこどもがこっちをむいてしまって、唇同士になったときにシマッター!となっています。
虫歯菌に感染してしまったあとにできる対策。除菌して虫歯菌を殺すことはできるの?
虫歯菌を減らすにはミュータンス菌とラクトバチラス菌両方の対策が必要ですが、方法が異なります。
ミュータンスで虫歯発症になる感染。
ラクトバチラス菌が虫歯を悪化させていく感じです。
とっかかりはミュータンスで、ラクトバチアスでひどくなっていくということですね。
ミュータンス菌の対策
フッ化第一スズのホームジェルを使う
よく子供用歯磨き粉で「フッ素」がふくまれているものがありますが、フッ化ナトリウムという成分でミュータンス菌を減らす効果はありません。
フッ化ナトリウムは歯質硬化や再石灰化の促進の効果があります。
ミュータンス菌を減らす効果があるのはフッ化第一スズのみ。
フッ化ナトリウムの歯質硬化や再石灰化の促進にプラスして、ミュータンス菌の殺菌効果があります。
使い方は歯磨きをしたあとに、1分ほど歯ブラシで磨いてうがいせずにそのまま置いておきます。使用後30分は飲食しない方が○。
ただこのフッ化第一スズの注意点としては、金属(スズ)アレルギーであればアレルギー反応が出る可能性があるので、アレルギーの疑いがあるのであれば事前にアレルギーを確認しておきましょう。
キシリトール配合のガムやタブレットを食べる
虫歯の発生を防ぐ唯一の甘味料。
キシリトールはミュータンス菌の増殖を防ぐ働きがあります。
また虫歯の原因となるプラークの量を減少させ、歯にひっつきにくくさせます。
再石灰化も促進させます。
キシリトールがしきりに宣伝されるのはこのためですね。
キシリトール入りのカルシウムタブレットです。
一応誤飲防止のため3才からとなっていますが、親がしっかりみていればもっと2才でも問題ないとのことでした。
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ラクトバチラス菌の対策
口に食べ物を入れる回数を減らす。
1日3度のごはんの他におやつやジュースを飲んだりと、たくさん食べ物を口にいれる機会があると、口の中が酸性に傾いてしまって酸によって歯が溶けやすくなってしまいます。
甘い食べ物だけではなく、炭水化物が糖になり虫歯菌たちのごはんになります。
歯が酸で溶けてしまう状態が虫歯になります。
こどもはオヤツを頻繁に食べたがりますが、決まった時間に食べさせるように気を付けましょう。
1日1回はきちんと丁寧に歯をみがく
子供は暴れたりして歯磨きを嫌がるのでなかなか落ち着いてきれいに磨けません。
我が家は朝晩と歯磨きをしています。
こどもに最初に磨かせて、それから親が仕上げ歯磨きをしています。
楽しく磨けたら一番ですが、どうしても無理なときはくみんぼは足で押さえつけて、別の話で気をそらせながらなんとか磨いています。
こどもはすぐに歯ブラシを噛んでしまってダメにしてしまうので、新しい歯ブラシがすぐに必要になってしまいます。
ちょこちょこ買うと結構な金額になるので、まとめ買いをしています。
このAmazonで買える20本入りの歯ブラシおすすめです。
色がカラフルで可愛いし、日本製。
20本で1,049円で、1本あたりでみると52円なのでかなりコスパよしです。
ラクトバチラス菌が住めないきれいな歯を保つ
ラクトバチラス菌は付着能力が弱い菌です。
きれいなツルツルした歯にはラクトバチラス菌は住めません。
きれいに保つことでラクトバチラス菌を激減させることも可能です。
サプリメントを服用する
バイオガイア プロデンティス 生きる乳酸菌(Lロイテリ菌)
虫歯菌や歯周病を減らす乳酸菌。
広島大学の研究では、虫歯菌を14日間で80%減少させたことが分かっています。さらに、インド大学の研究で5種類の歯周病菌が21日間で90%減少したことも明らかになっているそうです。
歯科医で販売しているものだそうですが、ネットでも購入可能。
歯医者さんで購入し試してみて安いネットで購入する人も多いよう。
ミント味と子供でも食べられるイチゴ味が出ています。
乳酸菌なので、腸内環境も改善するようです。くっさいオナラさんがくさくなくなったという口コミも。
夜寝る前にゆっくり舐めて服用します。
歯医者さんでの除菌
歯医者さんによっては、除菌治療を設けている病院もあります。
気になっている方は一度かかりつけの歯医者さんで相談してみては?
子供への感染対策に。口の中の虫歯菌を調べる方法もある。
唾液をとって、検査液で唾液の中の虫歯菌の数を調べることができます。
わたしは市か区役所の乳児歯科検診に参加したときに、検査をしてみましたが虫歯菌は少なめでした。
虫歯が多く、今は完治しているんですが銀歯だらけなんですが・・・。きちんと治療していたら虫歯菌は減っていくんですね。
一度、子供や赤ちゃんにパパやママが自分からうつしてしまわないか心配な場合は検査してみるのもおすすめ。
まとめ
こどもが小さいころに虫歯になるかどうかは、親の努力にかかっています。
なるべくこどもには痛い思いもさせたくないし、不自由なおもいもさせたくないですよね。
まずは虫歯にならないようにしっかり予防して、もしなってしまったら早めの対策で治しましょう。
世の中どんどん進化してきて、いろんな虫歯菌をやっつけたり予防したりできる成分のものもたくさんあるので、紹介したものも使って対策してみてください。