こどもには反抗期が何度か訪れるといいます。
その最初の反抗期が、2才ごろにやってくるいやいや期。
なんでもかんでもイヤなんです。
親もイヤになっちゃいます。
長男のいやいや期はすごかったので、同じように次男も身構えていましたがそこまででもなく・・逆に長男で鍛えられたからマシに思えるのか?
そんな次男のいやいや期の体験談です。
我が家の次男いやいや期体験談
イヤイヤ期はいつから始まる?1才半過ぎてから来た
くみんぼの次男、最近いやいや期に突入したようで始まりました。
あれもいやー。
これもいやー。
それもいやー。
さっきまで機嫌良くしてたのに、やっぱりいやー。
何もかもがいやー。
(まだ、上手にしゃべれないので、ほぼ行動で)
そうです。お待ちかね(まってないけど)
イヤイヤ期。
第一反抗期と呼ばれるらしいです。
イヤイヤ期に入る理由
1才半をすぎると、言葉を理解し始めて、だんだん大人の言うことを理解してきます。
成長は著しく、歩くのも上手になって走り回ったりする頃。
だんだん自我が芽生え、
自分はこれが欲しい。
今、遊びたい。
等の自己主張が出てきます。
自分のしたいことが思い通りにならないいらだちが、イヤイヤを増長させています。
これがイヤイヤ期のスタート。
「魔の二歳児」とよく言いますが、2才はもちろんのこと、始まりは1才後半から始まることが多いんです。
イヤイヤ期は、イヤイヤすることで自分の気持ちや行動をコントロールしていくことを学んでいく精神的に成長する大事な時期です。
親もこどものやりたい気持ちを尊重して、一緒に成長するチャンスとはわかっていますが、忙しい時間帯にやられたらイラッとしちゃいます。
いつまでどれくらいの期間、イヤイヤ期は続くの?
とは言っても、毎日毎日イヤイヤされたら、ママやパパが
「もー嫌っ!!」
ってなっちゃいますよね。
くみんぼも、何度
と叫んだことか。
長男は外出中にイヤイヤがあると、道のどまんなかとかでも辺り構わず寝転んで、大の字になって頑として動きませんでした。
ほっといたらいつまで経っても転がっているんですよ。
毎回
なんて言って、少し先で待ってるんですが、これがもう石像のよう。
周りの見知らぬ人からは「僕大丈夫?」なんて声をかけられたりして、少し離れて様子をみているわたしが赤面ものでした。
力づくでひっぱったりだっこしたりで、めっちゃ抵抗して大騒ぎでした。
本当疲れました。
長男のときは、2才でもベビーカーも使ってました。
かなり、大活躍でしたね。
たいして次男は、なぜかイヤイヤになると進む方向と逆走して逃走します。
でも、長男ほど頑固でもないし、ある程度自分のしたいことができて満足すると言うことを聞きます。
2才を過ぎておしゃべりが上手になるころには、いつの間にかイヤイヤも弱まってきて楽になりました。
イヤイヤ期が終わった今なら「可愛かったなー」なんて、のほほんと思い出せます。
でも、あの頃は地獄。
そんな大変なイヤイヤ期。
いつまで続くのか??
くみんぼの長男は3才半ばまで続きました。
次男は2才半くらいで終わりました。
子供によって違うようですが、大体3才〜4才までの間に落ち着いたというデータが多くなっています。
親が疲れはてたらもうおしまいなので、なんとか適度に息抜きしながらいきたいところです。いつ終わるかはそのこども次第なので、目安として考えておいた方がいいと思います。
家の子イヤイヤ期がない!ないって問題あるの?
わたし的には、イヤイヤ期がないなんて羨ましい!なんて思っちゃうんですが、ないのはないで問題があるようで。
自己主張し反抗することで会得する、感情のコントロールや周囲との妥協を学んでいくことができず、自己主張ができないまま成長してしまう危険性があるようです。
とは言っても、ぜんぶがぜんぶイヤイヤ期がないことに問題があるわけではありません。
イヤイヤ期がないといっているパターンには2種類あります。
まずは、親がイヤイヤ期だと認識していない場合。
子供はこんなもんだろうとおおらかに考えている方に多いですね。
ママやパパが子供を受け入れるのが上手なんです。
子供本人の意思に反することをすれば、イヤイヤになるパターンが多いので、上手に子供の意思を受け入れて寄り添える人なのかなと思います。
理想的な形です。
もし、こんな親ならもっとストレスを感じずにいれたのになー。
そして本当にイヤイヤ期がない子供。
イヤイヤは子供の性格にもよります。
2才のころ穏やかで、こだわりが少なかったという子供が目立ちました。
活発な子はイヤイヤも活発な傾向が。
そういえばイヤイヤが酷かったわたしの長男は、こだわりがむっちゃ強い!
元々の性格でしょう。
周りのみんなの感想を聞いていると、「男の子よりも女の子の方がイヤイヤ期がないよー」という意見が多かったです。
それも、女の子の方が男の子よりはおとなしいからでしょうかね。
「小さいときにイヤイヤ期などもなく問題なかった子供は、成長過程のどこかで跳ね返ってきて帳尻があうようにできている」
ということを聞きますが、そう実感しているママさんもいてます。
また子供が中学生・高校生と成長した現在でも、イヤイヤ期や反抗期がなく、普段の生活も問題なく明るく活発に送っているお子さんもいるようなので、
と思いました。
参考 【ベテラン小児科医にきいた子供の心理】思春期にグレない子は幼児期の子育て方法で決まる!
イヤイヤ期の「寝ない」対策。遊び〜お風呂〜寝かしつけ
なんでもイヤ!のイヤイヤ期。
寝かしつけもなかなかに手ごわい。
夜なかなか寝てくれません。
くみんぼが一番寝かしつけでスムーズにいくようにするのに必要と思うことは
「子供の体力を消耗させること」
体力が有り余っているから寝ない。
中途半端に眠いからもっと嫌がひどくなると思います。
くみんぼの夫がなかなか誘導上手なんですよ(´∀`*)
まず、寝る体勢を作ることが大切。
テレビを寝る前にみせると神経が興奮してしまって寝れないとかいいますが、見せちゃいます。
え??いいの??と思われるかもしれませんが、いいんです(・∀・)
やっちまいます。
見せる前にはお約束。
これを見たら、おしまい!
ただ普通におしまいにするとギャーが始まるので、次のお楽しみを準備しておきます。
夫は携帯のスピーカー機能を使って、テレビのある部屋へ館内放送のように
「えーお風呂でどんぐり拾いゲームが始まります。ゲームをしたい人はお風呂へ来てください」
と言ったら子供は大喜びでお風呂に向かいます。
お風呂で思いっきり遊ばせ、少しでも体力を消耗させる作戦。
参考 お風呂を嫌がって入らない子供が自分から喜んで入るためのパパの工夫
お風呂を上がったらすばやく着替えをさせて、寝室へ直行。
寝るときに本を読んであげる習慣をつけるといいと聞くのですが、毎日は読めていません(-_-;)
参考 話題の10分で寝かしつけ絵本「おやすみロジャー」は本当に10分で寝るのか?口コミをまとめてみた。
夫がいるときは、体を使った遊びとか影絵とかで子供たちを楽しませて体力を削っていきます。
参考 4歳と2歳:驚くほど簡単に寝かしつけが出来るコツ。子供が寝なくて困っているなら寝室で影絵遊びがおすすめ。
そしてある程度したら、もう電気を消しみんなで寝るようにします。
もっと遊びたい!!とギャーとなることもありますが、この段階でまあまあ疲れてくれているのでしばらく親が寝たふりをすると寝てくれます。
寝てくれないときはひたすら我慢くらべです。
イヤイヤ期の乗り切り方。一時保育利用のススメ
イヤイヤ期は成長の過程。
自己主張を始めて成長を感じれて嬉しい〜♪
なんてイヤイヤ期真っ最中に考えられる余裕はなかなかないですよね。
もう疲れちゃった(;´Д`)
と感じることも多いハズ。
わたしも毎日疲れてました。
特にイヤイヤ期がひどかった長男。
そんなときは無理に自分で全て背負おうと思わず、他人の手を借りることも考えてみてください。
週1回半日だけでも預かってもらえば、かなり楽になります。
祖父母は預かってくれそう?
休みの日にパパはこどもを連れ出して遊びに連れてってくれそう?
身近な人が無理なら、一時保育とか近くにありませんか?
くみんぼはイヤイヤ期のときには週3回、3時間ほど預かってもらってました。
ストレス発散>お金 です。
疲れたら節約する気持ちにもなりません。
こどもをあずけたときは、大好きなカラオケや読書、おいしいスイーツを食べたりしてストレス発散していました。
いつもギャーというこどもがおらず、1人でゆっくりお茶ができたり洋服を試着出来たりする時間は、本当癒されました。
こどももいつもと違う環境で興奮するので、体力も消耗してくれて一石二鳥でした。
イヤイヤ期接し方
子供がなんでも
で毎日絶叫ヽ(´Д`;)ノ
やりがちなのが、
と投げ出してしまう対応。
これわたしがよくやるパターンヽ(´Д`;)ノ
子供はまだうまくしゃべれず、自分の言いたいことを完全に伝えることができないのでイヤイヤがひどくなります。
まずは子供の気持ちを代弁してあげること。
もう遊びはおしまいで帰るときにごねたりしたら、
「もっとお外で遊びたかったねー。できなくて嫌だったね」
とこどもの気持ちになって、言葉に出します。
それから、他の気をそらす代替えを提案をします。
「お部屋でオヤツ食べよっか。」「お部屋の中で新聞ビリビリ遊びしてみる?」
ここでくみんぼがよくやってしまうんですが、
「お部屋でオヤツ食べなさい」「お部屋でビリビリします」
という押しつけはNG。
あくまで子供本人に選ばせてあげるようにします。
それでも嫌ってときには2択で子供が選びやすいように
「○○か△△どっちにしようか?」
と、子供に選ばせます。
必ず可能なことを選択肢にいれ、子供が自分で選んでそれをしたという満足感を得られるようにしてあげるのが大切。
ここまでやっても泣いて泣いてどうしようもなければ、子供が泣きつかれるのを待つ作戦で。
泣きつかれたころに声を掛けて
「抱っこしよっか」
とぎゅーっとしてあげると落ち着いてくる場合があります。
もし無理ならもっと泣いて一段落するまで、付き合ってあげてください。
ってこんなふうに毎回できたら、悩むこともないんですけどね(笑)
あくまでもわたしの理想です。
実際は
なんて言って、ぐだーとしています。
悪い例ですよ。
でも、どうしても疲れたらマネしてください(笑)
イヤイヤ期のまとめ
こどものうんざりするイヤイヤもいつかは終わります。
気が付けば、イヤイヤが減って、親の言うことを聞いてくれたり理解してくれたりして、こどもは成長していきます。
振り返れば大変だったけれど、終わってしまえば親も大変だったなという記憶だけで具体的な大変さは忘れてしまいますよ。
出産みたいに。