【2021年5月24日追記】
※2021年2月に花粉症治療のためにアレルギー検査を受け、牛肉アレルギーが判明しました。
現在次男は7歳小学2年生です。
この焼肉のときの症状は牛肉が原因だったようです。
我が家の次男2才は、食物アレルギー持ち。
卵と乳製品と小麦(小麦は食べても体調悪いとき以外は食べられるようになりました)
卵と乳製品は完全除去しています。
次男の食事にアレルゲンが入らないように気を付けてはいるんですが、たまに蕁麻疹がでたりすることがあります。
蕁麻疹が出たら予めかかりつけの小児科でもらっている抗アレルギー薬アレジオンを飲ませます。
ドラッグストアなんかでも花粉症対策などで販売されてるので、耳にしたことがあったり実際に使ったりしている人も多い薬です。
症状に気づいてアレジオンを飲ませるのが早ければ早いほど、アレルギーの症状である蕁麻疹(じんましん)は早めに治まります。とは言っても1時間ほどかかりますが。
家族で焼肉を食べている途中に2才の次男が食物アレルギー症状を起こして、夜間休日診療所で診察してもらった体験談です。
焼肉で食物アレルギー!?
夜ごはんに焼肉
昨日は家族で自宅で焼肉を晩ご飯に食べました。
子供は焼肉のたれを使わないので、塩のみ予めお肉を焼くときに味付けをすませておきます。
そしてわたしはキッチンで肉を焼いて野菜を焼いて、ごはんを食べる部屋へ運んで、わたし以外の夫と長男次男とでごはんを食べていました。
じんましん発症
夫の声がけに次男を見てみると、いつも食物アレルギー症状がでるときの蕁麻疹が出ていました。一番最初に出るのが口の周り。そして症状がひどくなったら顔全体、体と広がっていくのですが、すでに体にも広がっていて痒そうにしていました。
自分で体をかきむしっていて、爪でひっかいたあとで傷ができて血が滲み出ていました。
アレルギー症状がいつもと違う
今までアレルギー症状が出ていても、蕁麻疹までで咳き込みはなかったんです。
アレルギー症状がひどくなると、呼吸気管も腫れて呼吸ができなくなる例もあることを知っていたので、慌ててネットで調べてみました。
小児科医のサイトで、アレルギーで咳き込んだり呼吸がヒューヒューゼーゼーという喘息のような音が聞こえたら、病院にかかった方がいいとの記載がありました。
アレジオン服用
とにかく抗アレルギー剤のアレジオンを、かかりつけ医から処方されているので飲ませました。
通常ならしばらく経てば治まります。
ただ、今回はいつもより症状がひどいのでもし呼吸困難になったら、どうしようかと不安に思いました。
医療相談窓口へ電話
慌てて#8000に電話をしました。
参考【保存版】病気や怪我、誤飲。緊急時の子供の救急相談窓口-お役立ちサイト紹介-
夜の20時過ぎ。
電話は混みあっていてなかなかつながりません。
待っている時間ももどかしかったので、エコチルの医療相談窓口へ電話しました。
エコチルはすんなりつながりました。
症状を伝えると看護師さんに電話をつないでくれました。
(エコチルの窓口は医療だけではなくて、子育て相談の窓口も一緒なんです)
と、症状を説明すると
看護師さん「行きましょう!!」
車で病院へ
慌ててごはんモードの長男と、じんましんで痒そうで咳き込む次男を連れて家族全員で車に乗り込みました。
車の中で時間外の救急でいつもお世話になっている京都第二日赤へ電話したのですが、重症の患者がいて、小児科医が手が塞がっているとのことでした。
どうしよう?と思って思案していると、二条の休日診療所なら今晩小児科医がいますということを教えてもらいました。
回れ右して二条駅にある休日診療所へ向かうことに。
向いながら電話をすると
「どうぞ連れてきてください」
とのことで、大急ぎで向かいました。
次男はチャイルドシートに乗せて圧迫してはいけないと思い、チャイルドシートなしでした。
2才の次男は家族でお出かけと思っているのか、普段は身動きができないチャイルドシートに縛られているのに、今日は普通の席に座ってむしろご機嫌。
咳き込んでヒューヒューとかすれ声でよくしゃべりました。
二条駅休日診療所到着
到着したのは20時40分ほど。
とりあえず、次男を連れてわたしが先に診療所へ入りました。
夜にも関わらず、たくさんの患者さんが来てました。
受付で電話連絡して来院した旨を伝え、保険証と乳児医療受給者証を提出し、問診票に記載をして提出します。
次男は元気!でも咳き込みとヒューヒューは相変わらずでした。
そうしているうちに、長男と夫が車を駐車場にとめて来ました。
(診療所の駐車場があります。会計時に駐車券を出すと駐車料金無料になりました)
診察
受付で名前を呼ばれて小児科の診察室の前の椅子で待つようにとのことで、移動するとすぐに名前を呼ばれ部屋に入りました。
まずは看護師さんの検診で、体重を測ったり具体的な症状を時系列で伝えたりしました。熱をはかると37.9度。今まで気付かなかったのでびっくり(;゚Д゚)!
そしてまた外のソファに座り、呼ばれるのを待ちます。
そう長いこと待つこともなく、名前が呼ばれました。
小児科医はおだやかそうな男性のお医者さん、後で今日の診療案内みたいな掲示を見てみると個人医院のお医者さんが交代で診てくれているようでした。
胸の音や全身状態をみて、このまま様子見で問題ないでしょうとの診断。
このころには飲ませた抗アレルギー剤が効いてきて、蕁麻疹もだいぶ治まっていました。
安心して帰宅
京都市は2才までは1医療機関月200円なので、200円を支払って会計しました。
ほっとしました。
GWに入っているから、第2日赤がダメだったときにはどうしようかと思いましたが、休日診療所で診てもらえて助かりました。
帰りの車では、次男が行きはチャイルドシートに乗らなくてもよかったのに、帰りは乗せられて大暴れしてました(笑)
アレルギー発症の原因
夜ごはんのメニューは焼肉、焼き野菜、お米、飲み物だけでした。
心当たりは、初めて買ったお店の焼肉用のお肉で、臭み消しに牛乳が使われていたのではないかと疑いました。ですが、お店に後日確認すると一切牛乳なども使っていない何もしていないお肉とのことでした。
結局、アレルゲンはわかりませんでした。
お肉は美味しかったんですが、疑いの心が生まれてしまったので今後はまたいつも買っているお肉屋さんに戻そうと思います。
最後に
次男に蕁麻疹が出たときに、すぐにアレジオンを飲ませて、#8000に相談。
ダメなら次のエコチルに相談。
という流れは普段から何かあったときにこうしようとイメージして準備していたからこそ出来たと思います。
普段何もないときからの準備と心構えが大事だなと改めて考えました。
アレルギーの代用品に悩んでいるならこちらの記事もおすすめ。
参考 小麦・乳製品・卵アレルギーの代用食。我が家のアレルギーっ子の食事事情。
【2018年6月12日追記】
読者の方から、一見味付けされていない焼肉用のお肉に卵の表示がある場合があると情報を頂きました。
加工肉ではない卵が入っていないお肉のほうが、そのお肉屋さんではショーケースに並んでいるうち3種類しかなかったそうです。
わたしが購入したお肉やさんは、一切表示がありませんでした。
もし、スーパーのパックなどで表示がない個人商店のお肉屋さんから購入するのであれば、念のために確認したほうがいいです。
何回も言いますが、わたしが確認したお肉屋さんは、牛乳なども何も入っていないそのままのお肉だと答えた例もあるので、初めてのお肉屋さんとかは注意してほしいです。
この卵入りの話を聞いて、絶対次男の焼肉に卵が入っていたんではないかと確信しています。