篠原千絵作品勝手にランキング

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勝手に名作ランキング☆篠原千絵先生コミック&ノベル

篠原千絵作品勝手にランキング

篠原千絵先生の作品は、短篇集も含め全部読みました。

先生の作風が好き☆

そこで、みんなにおすすめしたい篠原先生の作品をランキング形式で発表したいと思います。

篠原先生の作品は、主人公が比較的すれていない感じ。

短篇集はホラーばっかであまり好きではないので、省きました。

そして、今回は単行本も省いています。

 

 

目次

1位海の闇、月の影(全18巻・文庫全11巻)

 

 

読むたびに涙してしまう、感動の名作!!

仲のよい双子たちが、未知のウイルスによって感染した超能力によって引き起こされるストーリー。

特にラストの楽しかった思い出の象徴であった制服を来て、最後の決着に挑む双子たちが泣けます。

 

あらすじ(ネタバレあり)

仲の良い双子の姉妹・小早川流風と流水は陸上部の先輩である当麻克之に同時に恋をしたが、克之が選んだのは流風だった。

偶然未知のウイルスに感染した双子たちは、超能力を手に入れる。

双子に発現した能力は似ていたが、違う能力もあった。

それは、流水は人々にウイルスを感染させると思いのままに人を操れる能力を。

流風は、流水のウイルスに感染した人への抗体の能力を。

 

失恋により、悲しみや嫉妬を感じていた流水は、ウイルスの影響で残虐な性格に様変わりしてしまう。

克之を手に入れようとし、能力を使い殺人をも犯してゆく。

 

流風は克之と共に流水と対抗する決意をする。

 

克之の父からの連絡によってイギリスより来日したジーン・アルバート・ジョンソンは、天才的な頭脳でウイルスを分析、自ら感染、改造し、新たな能力をつくって様々な人間を実験台にした。

そしてジーンは一つの薬をつくる。

それは流風の血を混ぜれば流水に操られている者を正気に戻せ、流水の血を混ぜれば既に流風の抗体を受けた者をも感染させられるというものだった。

その薬の処方せんは5枚に分けられ、ジーンの創った新たな能力を持つ者たちに受け継がれた。

 

人々の正気を取り戻そうとする流風と克之、克之が服従せざるを得ない権力を手に入れようともくろむ流水は、争いながら、時には協力しながら、新たな能力者たちと出会い、それぞれの愛憎が絡んで行く。

 

 

2

天は赤い河のほとり(全28巻・文庫全16巻)

 

 

古代のヒッタイトにタイムスリップして皇子と恋する少女のお話。

わたしが大好きな王家の紋章のパクリだとか言われてましたが、話も違うしこちらはすっきり完結してます。

篠原先生が王家の紋章をリスペクトして、描かれたらしいです。

最後がハッピーエンドで何度読み返しても面白い(´∀`*)

登場人物たちのその後が、番外編で描かれているのもいい!

 

あらすじ(ネタバレあり)

 

高校合格をしたばかりの鈴木夕梨(ユーリ)は、同級生とのデートの最中に突然現れた両手によって、水溜りの中に引き込まれる。

両手から逃れて水中から顔を出したユーリがたどり着いたのは、紀元前14世紀のヒッタイト帝国の首都ハットゥサにある泉だった。

 

ユーリが連れてこられたのは、ユーリを生贄にし自分の子ジュダを皇位につけようと目論む皇妃ナキアの仕業だった。ナキアはユーリの血を流し、他の皇子たちの抹殺をしようとする。

ナキアの私兵から逃げる途中で皇子カイルと出会い、カイルはユーリを自分の側室ということにし自分の宮にかくまう。

次第にカイルとユーリはひかれ合うようになっていく。

そして、ユーリは戦いの才覚を現し、いつの間にか戦いの女神「イシュタル」としてその名を轟かすようになった。

 

最初は日本に戻ろうとしたが条件が揃わねばならず、日本へ帰るラストチャンスであるタイミングでユーリは戦に赴いたカイルのピンチを知る。

そして、ユーリは日本には帰らずに、古代ヒッタイトでカイルと共に生きる決心をする。

 

それからも皇妃ナキアの陰謀はとどまることなく続き、ユーリの命を狙う。

 

皇子カイルは、ヒッタイト皇帝ムルシリ2世として即位する。

が、皇妃(タワナアンナ)のヒッタイト帝国第2位の地位は夫である皇帝が没した後も続くのでそのままナキアが君臨し、カイルの邪魔をし付け狙う。

 

カイルはユーリを正妃にすると宣言するが、皇妃であるナキアが条件をつける。

それは帝国最高位の軍人"近衛長官(ガル・メシェディ)"の任務をつとめ上げること。

ユーリはエジプトとの戦いの最前線へ送り込まれる中、妊娠が発覚するがナキアの企みにより海に落とされ流産してしまう。

 

生死をさまよう中、ユーリを気に入り妻に迎えたいと目論むエジプトのラムセス将軍に付き人のルサファが助けを求め、なんとか九死に一生を得る。

なんとか健康を回復したユーリだったが、ナキアとエジプト王太后―ネフェルティティの共謀を知り、ラムセスとの偽装結婚やエジプトの内乱誘発を経て前線に復帰。

見事エジプトとヒッタイトの講和を成立させ、ナキアの外患誘致の証拠を手に帰国する。

ナキアの廃位は決定し、ユーリの皇妃(タワナアンナ)立后を待つばかりと思われたが、軟禁先からナキアが逃亡。

ナキアの側近ウルヒが捨て身で残した"ユーリが着て来た服"を使い、ナキアはユーリを古代世界から排除しようと暗躍を始めていた。

 

 

3

夢の雫、黄金の鳥籠(既刊7巻)

 

 

今、隔月刊行「姉プチコミック」にて連載中。

そのまんまかはわかりませんが、史実のもとに書かれた作品。

史実どおりなら、だいぶネタバレですね。

それでも、作品の作り方が面白いので、続きが楽しみでたまりません。

女のどろどろとした戦いも、篠原先生が描けばいい感じ。

 

あらすじ(ネタバレあり)

≪7巻ストーリーより抜粋≫

16世紀初頭、サーシャはルテニアの寒村からさらわれ、奴隷として売られるところをマテウスと名乗る男に買われ、彼の館へ連れて行かれる。

マテウスを慕いながら、知性と教養を身に付けていくサーシャ。

けれどマテウスはサーシャに、ヒュッレムという新しい名前を与え、オスマントルコ帝国皇帝(スルタン)スレイマンへ献上する。

実はマテウスはイブラヒムと呼ばれる皇帝の側近だったのだ。

妾(ジャリエ)として後宮(ハレム)で暮らし始めたヒュッレムはスレイマンの第一夫人ギュルバハルとの確執の始まりでもあった。

そんな折、スレイマンの妹ハディージェに頼まれ、イブラヒムの友人アルヴィーゼとの密会の手助けをすることに。

それをきっかけにヒュッレムはハディージェと親密になる。

イブラヒムへの想いを募らせながら、なおもスレイマンの寵愛を受け続けたヒュッレムは、ギュルバハルに命を狙われ、絶対絶命の危機に。

それをイブラヒムが助けたことから、二人はついに結ばれる。

直後に妊娠したヒュッレムは、どちらの子が分からぬ不安のまま産むことを決意する。

一方、スレイマンと共にロードス島へ赴いたイブラヒムは、ヒュッレムをスレイマンから下賜されるべく、難攻不落の城塞を平和のうちに陥落、オスマン軍を勝利へ導く。

そして、凱旋帰国したそのあと、後宮では第一夫人ギュルバハルと側室ヒュッレムの権力が逆転していた。

6巻までのあらすじになるので、現在発売されている7巻が気になる方は

新刊「夢の雫、黄金の鳥籠」7巻感想(ネタバレ含む)

も、是非見てください(´∀`*)

 

 

4位 闇のパープル・アイ(全12巻・文庫全7巻)

 

 

豹に変身する人間(主人公たち)と、それを利用しようと画策するものたちの話。

2世代に渡って描かれています。

ドラマにもなり、雛形あきこさん、加藤晴彦さん、浜崎あゆみさん等が出演されていました。

 

 

5位 蒼の封印(全11巻・文庫全7巻)

 

 

美しすぎる鬼の頭領(主人公)と鬼を狩る長が恋に落ちてしまう話。

最後はスッキリとはいきませんが、なかなかいい終わり方。

 

 

6位 綾子の心霊事件簿(全4巻・文庫全2巻)

 

 

霊能力を持つ女子高生・翠川陵子と白猫・ポウ(実は猫の遺体に乗り移った男性の生霊「日下部拓」)が、次々と起こる怪現象を解決していく。

なかなかのホラーっぷり。

部屋を明るくしないと読めません。

でも面白い。

 

 

その他の2巻以上続いているコミック

 

水に棲む花(全5巻)

 

霧の森ホテル(既刊2巻)

 

刻だまりの姫(既刊2巻)

 

今後の展開に期待。

 

小説

 

還ってきた娘

 

殺害された主人公が、遠縁の娘に輪廻転生をして、タイムスリップをしながら一族の危機を救っていく話。

もちろん挿絵も篠原先生。

新刊が出るたびに楽しみに読んでいたのですが、最初読んだときはスペース(空白)が多くて驚きました。

小説が苦手な人にもサッと読めそうな感じ。

くみんぼは本が好きなので、ちょっとびっくりでしたが、内容はやっぱり面白くてよかったです。

 

 

最後に

 

他に昔から今もずっと作者名でジャケ借りするのは、赤石路代先生とかさいとうちほ先生とか。

こんなん書いてたら、また読み返したくなってきちゃいました。

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