第五中足骨骨折

【体験談】第五中足骨骨折のプレートを抜く「右足部骨内異物除去術」を受けました

投稿日:

第五中足骨骨折をして、プレートとボルトを埋め込んだ手術から8ヵ月が経ちました。

プレートとボルトを抜く手術をしたんですが、想像以上に手術とその日が辛かったです。

そんなわたしの体験談を詳しく記録します。

プレートを埋め込んだ手術の話はこちら

【参考】足の甲の骨折(第五中足骨)手術当日「右足部骨折観血的手術」

 

 

ボルトとプレートを抜くことにした理由

 

わたしの骨折のときに足に埋め込んだプレートとボルトはチタン製。

金属アレルギーになりにくく、体に半永久的に埋め込んでも問題がないとされる金属です。

わたしのように、ボルトやプレートを抜く選択もありますが、抜かなくてもよいとされているので抜かない人もいるでしょう。

今回わたしが抜く選択をしたのは、プレートの金属部分が触ってわかるくらい肌に近い部分にあって、擦れて痛く普通の靴が履けなかったからです。

埋め込む手術をしたのが6月中旬。

傷跡はだんだんと治って、9月ごろには歩くのにも走るのにも日常生活にはまったく支障がなくなりました。

プレートを埋め込んでいるのも忘れるくらい。

でも、夏の暑い時期が終わりサンダルで過ごすのもつらくなり、ふつうの靴でないと足元が寒い季節になってくると

「靴を履くと擦れて痛い!!」

ということに気づきました。

子供の運動会で運動靴を履いたんですが、ふつうに歩くのにも激痛。

もちろん走れません(;'∀')

とは言っても、寒くてサンダル無理。

最初は靴下を履いてサンダルを履いてというスタイルだったんですが、11月の雨の日にもう限界だと悟りました。

そしてわたしが取った対策は、足が当たる内側がモコモコの靴。

これなら痛くない( *´艸`)

でも、場所を選ぶんですよね。

ちょっとしたビジネスの場なんか場違い感があって、履いていくのが嫌になりました。

でも履けるのはモコモコしかないので、仕方ない。

全員に、骨折のプレートの話をするわけにもいかないし。

恥です。

 

これが一生続くのはツライ。

なので、担当医と相談のうえ、ボルトを抜くことにしました。

担当医師も「痛いのならまだ若いので抜きましょう」と。

わたしは38歳で全然若くないんですが、整形外科っておじいちゃんおばあちゃんばかりなのでめっちゃ若者扱いです(笑)

 

ちなみに手術名は「骨内遺物除去術」です。

 

 

手術の麻酔は下半身麻酔(脊椎麻酔)を選択

 

麻酔は前回プレートを埋め込むときは、全身麻酔を選択しました。

わたしの骨にボルトを埋め込む音を聞くのが怖かったから。

最初は下半身麻酔でと言われていたのを、頼み込んで全身麻酔に替えてもらいました。

でも、全身麻酔、手術中はよかったんですが術後の吐き気がひどくてしんどかったんですよね。

だから、今回は下半身麻酔(脊椎麻酔)にしてもらうことに。

 

あとで深くこれを後悔することになりますm(__)m

 

 

手術は二泊三日のスケジュール

 

担当医が手術は、最低二泊三日と提示されました。

手術の前日に入院して、翌日手術。

そして、手術の翌日に退院というスケジュールです。

もし痛みや術後の経過が悪ければ入院は延長。

 

 

手術決定日にすぐ手術のための検査

 

手術をしましょうということで、その場で手術日を担当医と決めました。

 

そのまま検査に行ってもらいますと言われ、待合室で看護師さんから説明を受けました。

血液検査、検尿、心電図、呼吸器、胸のレントゲン検査など。

すべての検査にまわったあと、また担当医のもとに戻りました。

「問題ないですね」

手術に向けて、インフルエンザや風邪に気を付けるように言われ、診察終了。

 

手術の1週間前に麻酔科医の診察が必要ということで、その場で予約を取りました。

 

 

手術1週間前、麻酔科医の診察

 

手術1週間前にもう一度来院。

いつも整形外科の診察は数時間待ちは当たりまえ。

ですが、麻酔科はほぼ予約通り。

受付を済ませて、血圧を測って待ちます。

すぐに看護師さんに呼ばれて、診察室へ。

前の手術と同じ麻酔科医でした。

優しそうな女性の先生。

下半身麻酔の方法や副作用の可能性の話。

前回の全身麻酔後に吐き気があったとカルテを見ながら確認され、今回は「頭痛」が起こりやすい麻酔と言われました

 

麻酔の説明や注意事項を聞いて、承諾書にサイン。

 

 

入院2日前、下の子の断乳

 

実はまだ授乳を続けていました。

入院する日は、下の子が1才になって断乳してからでスケジュールを組んでいます。

そして誕生日当日(入院の2日前)、断乳をしました。

泣いておっぱいが飲みたくて泣いて大変大変(;´Д`)

手術で抗生物質の投与や痛み止めの投与されるので、どちみち授乳はできないんですよね。

前は授乳まっさりだったので、張ってきたおっぱいを絞ったり入院前に冷凍母乳を作ったりして大変でした。

うちの子供たちはみんな1才で断乳しているので、それなら手術も断乳後にもってこよう。

入院で数日いないうちに、おっぱいのことも忘れてくれるかな・・なんて期待して。

 

 

入院当日、手術日前日

 

入院

 

パジャマや着替え、箸やコップなどを準備。

手術の説明を聞く親族に一緒に来てもらうようにと事前に言われていたので、夫に付き添ってもらいました。

受付をすませると、入院する整形外科病棟の看護師さんがお迎えに来てくれます。

わたしは2回目の入院なので、要領もわかっていてスムーズ。

 

 

個室代差額が8,000円超で高い

 

個室を予約して入れるようになっていたのですが、まだ前の人が出たばかりで掃除がすんでいないらしく別室で待機。

ちなみに個室代は自己負担で1日8,000円ちょい。

結構高いけれど、同室に他の人がいてたらろくに寝れないし仕方ない出費です。

一番安い個室で、高い個室だとトイレとかもついているみたいなのですが、1日で差額代が2万ちかくになります。

さすがにそれは無理・・・

 

 

医師の手術の詳細説明

 

部屋で待っていると、看護師さんが呼びに来てくれました。

別室で医師と看護師さん、そしてわたしと夫とで手術のやることの内容やリスク、術後の見通しの話を受けました。

夫もわたしも2回目なので、あまり疑問もなく。

 

具合を聞かれて

「昨夜から喉が痛くて、鼻水が出て咳が出ます」

と申告。

すると、急遽念のためということでインフルエンザの検査と、血液検査を受けることになりました。

「しまった!!インフルの鼻に突っ込むやつ嫌い(;'∀')余計なこと言った」

と思ったまま口から出てしまい、「ちゃんと言ってください」と怒られました。

検査結果次第では、手術は延期になるかもと添えられました。

 

検査結果は、1時間ほどで出ました。

(超特急でオーダー通してもらったようです)

インフルエンザ陽性、血液検査も炎症反応なしで問題なし。

予定通り手術を行うことになりました。

 

 

夫は帰宅、わたしは仕事

 

夫は仕事があるので、そのまま帰宅。

わたしは病室にノートパソコンを持ち込んで仕事。

鼻が詰まってしんどい以外は割と普通。

 

 

昼食

 

この病院、医師や看護師さんの対応がめっちゃよくて、病室もまあ悪くないんですが、圧倒的不満点が1つ。

食事がまずい。

前も、ごはんがおいしくなさすぎて、残してしまいました。

昼ごはん間食はしましたが、相変わらずの味。

わたしは普段でも出されたごはんを残すことはほぼないんです。

ごはんのまずさが原因で、前もはやく退院したくてたまりませんでした。

 

なので、ごはん以外の楽しみはおやつしかないよね( *´艸`)

食事制限はありますが、19時まではOKなので、早速売店へ。

プリン、チョコ掛けポテチ、のど飴、あられ、十六茶を買い込んで、病室でもぐもぐとおやつパーティをしていると、夫登場。

Σ(゚Д゚)

思いっきりみられてしまいました。

わたしが忘れたタオルを届けに来てくれたのですが、事前連絡欲しかった。

わかってたらお菓子隠しておいたのに。

 

 

お風呂とシャワー

 

看護師さんが声かけをしてくれて、16時ごろにお風呂に入ることになりました。

希望すれば湯船にも浸かれるそうなので、シャワーだけじゃなくて湯船も希望しました。

入浴剤が欲しいところですが、そこは入院中なので我慢。

10分ほどで準備が終わって浴室へ案内されました。

湯船も広くて30分以上ゆっくりと入れました。

シャンプーリンス、ボディーソープもそろっていてなかなかの備品の充実ぶり。

シャンプーは持参していましたが、リンスを忘れたから助かりました。

 

 

夕食

 

夕食も完食。

味についての言及は避けます。

 

 

夕方、子供たちがやってくる

 

一番下の1才の子が発熱して保育園から呼び出しがあったそう。

夫がかかりつけの小児科に連れて行く間、上の子たちをわたしが病室で預かることになりました。

入口まで降りて子供たちを迎えに行って、夫がスーパーで買ってきた夜ごはんを食べせて夫が迎えに来るのを待つことに。

幸い下の子はインフルエンザなどの流行性の病気ではありませんでした。

診察や薬の処方で面会時間の20時を過ぎてしまい、断わりを入れましたがちょっと看護師さんに対して気まずかったです。

 

 

19時から6時までは絶食、飲み物OS-1のみ

 

19時からは完全に絶食。

飲み物はOS-1のみ。

翌朝の6時30分までの間に、1本~2本飲みます。

最低でも1本、できれば2本が望ましいそう。

途中で補充してくれると看護師さんに言われていましたが、1本飲み切っても夜中補充されなかったのでナースコールで持ってきてもらいました。

(結局、6時半までに1本半飲めました。ここから夕食まで絶食絶飲でした。)

 

 

手術当日

 

夜は緊張のためか体調不良のためかほとんど寝れず

 

手術前の一夜は、手術前の緊張で興奮しているためか咳や鼻水などの体調不良のせいかほぼ寝れませんでした。

たまにうとうとした程度。

だんだん風邪ではなくて、花粉症ではないかと思ってきました。

思い返せば毎年この時期に毎年この鼻水・咳・涙・のどの痛みが出るんですよね。

寝不足や疲れで悪化するので、余計にひどくなっているのかも。

 

 

お通じがない

 

わたしは便秘ではなく下痢体質なんですが、今回看護師さんに訊かれて気づきましたがお通じが1回もありません。

一番心配なのは手術中にもよおしたらどうしようという心配。

絶対トイレに行けないし。

ウンチだけじゃなくておしっこも心配。

おしっこは手術室に行くぎりぎりまで何回も行きました。

ウンチは何度もチャレンジしましたが、でませんでしたm(__)m

 

やたらブーブーとガスがいっぱいでてました。

 

前日の夜に下剤を飲むかどうか看護師さんに訊かれたんですが、まさか出ないわけがないと思い遠慮しましたが、本当でないなんて。

仕方がないので出ないまま手術室へ。

 

 

手術着に着替え

 

持ってきてくれた手術着に着替えます。

下着はぜんぶ脱いで、手術用のパンツ。

デカパンです(笑)

 

 

手術室へ歩いて移動

 

9時からの手術で、8時50分になったら看護師さんが病室にお迎えに来てくれました。

一緒に歩いて手術室へ向かいます。

わたしが入院していたのが2階。

その同じ病棟の地下二階が手術室。

前はベッドに乗せられて入ったけれど、今回は歩いて入室。

前手術した第三手術室でした。

 

病棟看護師さんとお別れし、手術室看護師さんに受け渡されました。

前日に手術担当の看護師さんが挨拶に来てくれていたのですが、その看護師さんもいました。

この病院は、患者を安心させるためか前回もその流れで、とても安心できました!

 

 

手術室のベッドへ横たわる

 

そのまま歩いて奥に進んでいくと、まんなかにベッド。

中に入ってベッドに横になります。

ベッドは直前まで太いホースが差し込まれて温められていました。

中に入るとあったか~い♡

 

手術用の帽子をかぶせられます。

 

 

まずは左腕にルートを取ります。(点滴のための注射)

看護師さんのなかで一人男性がいて、名札をみると看護師長さんでした。

看護師長さんがルートを取ろうとするのですが、わたしが緊張しすぎているようで血管が全然見えないと悪戦苦闘。

手を握ってくれたり、さすってくれたりとどうにか針が血管に入りました。

 

いつの間にか主治医もやってきて、わたしのレントゲンを見たりして準備が終わるのを待っている様子。

 

 

下半身麻酔(脊椎麻酔)

 

今まで、無痛分娩で硬膜外麻酔。

前の第五中足骨骨折手術で全身麻酔。

流産の手術で全身麻酔。

と3回麻酔の経験があります。

歯医者なら数えられないくらいたくさんあります。

でも、今回の下半身麻酔の腰椎麻酔は初めて。

 

硬膜外麻酔は、痛みは薄いけれど足とかは動いて感覚があったんです。

でも腰椎麻酔は感覚が全くなくなるということ。

説明は聞いていましたが、実際になってみると言いようのない恐怖。

 

右側を下にして足を抱えるようにして丸まります。

わたしは、風邪か花粉症かわからなかったので他の人にうつさないように、マスクをしていました。

でもそれがかなり息苦しくて、とってもらいました。

マスクを取るとかなり息苦しさが取れました。

 

最初は腰椎麻酔をするための麻酔をします。

ちくっとしますが、まあそんなには痛くない。

腰の骨あたり。

そして数分して、本丸の腰椎麻酔。

ちょっとじくっとした痛みと、押される感覚があります。

1回だけじゃなくて何か所も注射している間隔。

注射が終わるとあおむけに寝転がります。

まだ動ける。

そして、だんだんと足がしびれてきました。

手術をする右足が先にしびれて徐々に反対側の左足もしびれて動かなくなってきます。

下半身の感覚がなくなり、まったく動かなくなってきます。

下半身がなくなったようななんとも言えない気持ち悪さ。

看護師さんが濡れた脱脂綿をわたしの肌にあてて、冷たい感覚があるかどうかを確認していきます。

 

最初は余裕だったわたしも、ここでだんだん様相が変わってきました。

「気持ち悪い」

急激な吐き気に襲われました。

 

めっちゃ気持ち悪い!!!!

気持ち悪い

気持ち悪い

気持ち悪いぃぃぃいぃ!!!

 

妊娠したときのつわりもそうだったんですが、体調が悪いと最初にゲップがでるんですよね。

そしてゲップが出まくってきて、えづくようになりました。

「おえっ」

看護師さんがわたしの隣で、吐いてもいいように容器を持って受け止める用意。

「おえっ」

えづいても何も出ません。

ひたすらえづくのみ。

吐き戻して喉をつまらせないように、前日から絶食してるし。

 

そこで、麻酔科医がわたしに

「血圧が低下したので、吐き気がしています」

と説明。

大抵の人が、麻酔をするとなるようです。

すぐに麻酔科医がなにかの薬を注入。

すると数分して気持ち悪いのが落ち着いてきました。

 

でも血圧が低下したせいか寒くて寒くて。

鳥肌が立ちまくって震えるくらい。

暖房的なホースを入れてくれてちょっとマシになりました。

それでも寒かったので、タオルをかけてくれました。

 

でも、胸のあたりまで感覚がなくなっていて、きちんと自分で息ができているのかわからなくなってきて、このまま呼吸ができなくなってしまうのではないかと恐怖に襲われました。

体調不良で鼻が完全に詰まっているので、口で息するしかなく

「息ができない」

と訴えましたが、マシンをみてもきちんと呼吸ができている様子。

麻酔でお腹の筋肉が使えないせいなので、頑張ってと励まされました。

思いっきり口を開けて、口呼吸で必死に酸素を吸い込みます。

口は乾燥してカラカラでちょっと臭くなっていました。

浅く息をして、目を開けるのもおっくう。

すべてがしんどい。

その状態で考えるのは子供のこと。

子供がふざけて「おばさんライダージョンス!!」と言っていたのがなぜか無限のリピート。

 

手術準備は進み・・

右足の手術のために、看護師さんたちが総出でわたしの体を左下にむけます。

 

すると

 

「おえっ」

 

また吐き気が復活。

 

気持ち悪い!!!

気持ち悪い!!!

 

「今から全身麻酔に替えてください!!!( ノД`)シクシク…」

 

麻酔科医「無理です」

 

絶望・・・。

麻酔科医がまた薬を注入しますが、今回はきかない。

いつまでたっても気持ち悪い。

ゲップがしたいのに出ない感じ。

胸がむかむか。

思いっきりゲップをしたらマシになるような気がして、上半身を起こしてほしいけれど手術するので無理だそう。

枕をめっちゃ高くしてもらったけれど解消せず。

そんなわたしの訴えを聞いて、違う薬を投入。

ようやく吐き気が治まりました。

どうやら、わたしは麻酔が体質的に合わないみたいです。

硬膜外麻酔は大丈夫だったけれど、それ以外の麻酔は吐き気が残っていたしそうなのかも。

 

でも、無限にしんどい。

息苦しい。

目を閉じて、なんとか口で息をして早く終わってほしいと祈る時間。

でも、実はまだ手術は始まっていなかったんです。

 

 

目隠し設置

 

わたしの目の前には目隠しのタオルがかけられて、視界が遮られました。

それがまたなんか気持ち悪くて。

なるべく自分の顔から遠目に設置してもらったんですが、立てたポールが手術用ベッドに取り付けるもので精一杯斜めにして遠くにしてもらったけどそれでもちかい。

麻酔がきき始め位のときに設置されました。

 

 

右足部骨内異物除去術、手術開始

 

今から手術を始めます。

看護師さん担当医がドラマでよく見るような挨拶をします。

担当医師がわたしに「くみんぼさん、すべて任せてもらって大丈夫ですからね。安心してください」

わたしはなんとか声を振り絞って

「はい」

 

口呼吸で口の中はからっから。

絶対口の中がくさい。

と考えながら、舌で口内を嘗め回して潤していました。

しんどくてしんどくて、手術がはじまったばかりなのが信じられない。

ボルトを抜く機械の音がするけれど、まったく気になりません。

足の感覚はまったくないし、皮膚を引っ張っているような感覚とかもありません。

もちろん、痛くない。

それよりも、動けないのがしんどくて麻酔でピクリともしない足がどうにか動かないかとあがいたり、息苦しさがなくならないかと深呼吸してみたり、そんなことに必死でした。

本当に長い時間。

なかなか時間がすぎないのがツライ。

なぜかTwitterでからんだことのない有名なブロガーの言葉を繰り返し思い出していました。

なんでやねん!!

 

しんどいしんどい

時間が全然過ぎない

はやく終わって

 

ひたすらそんなことを考えて、合間に子供のこと、有名ブロガーのことを考えていました。

 

そしてやっと「手術が終わりましたよ」と声をかけられました。

足の手術自体は何も辛くなくて、麻酔が本当にしんどい。

麻酔科医に「これからは吐き気はもうないですよ」と言われちょっと安堵。

やっとこの苦痛の時間が終わる。

と思ったけれど、全身麻酔のようにパッと麻酔が覚めないんですよね。

胸からうえは意識もはっきりしているし、手も動かせる。

でも下半身はまったく動かない。

私の苦痛は終わりません。

 

担当医「取り出したプレートとボルトはいりますか?」

いりませんよそんなもの。

といったん言いましたが撤回。

そう、わたしはブロガー。

撮影の大チャンスじゃないですか。

「やっぱり要ります」

キレイにして渡してくれるそうです。

 

 

手術終了。

 

手術室の時計をみると10時30分でした。

9時開始の9時30分終了かと思いきや、麻酔に思った以上の時間がかかったようです。

 

 

病室へ戻る

 

看護師さんが病棟看護師に内線で連絡して、わたしを移動させることになりました。

移動用ベッドにみんなでわたしをのせます。

そして、病棟看護師さんが2人来てくれて、エレベータに乗せてわたしの病室に戻ります。

病室につくと2人看護師さんが待っていて、4人がかりでベッドにうつしてくれます。

寒くて寒くて。

訴えるとあらかじめ用意してくれていた電気毛布を点けてくれました。

みんなさむがるんでしょうね。

右肩は入ったけれど、左肩がわずかに隙間ができていて寒い。

でもそれを訴えるのもしんどくて無理でした。

それからが長い。

動かない下半身。

 

病室に戻ってからは30分に1回看護師さんが、体温と血圧をはかりにやってきます。

それでやっと30分たったんだ・・

とカウントしていました。

病室には時計がなく、時間を知るすべは看護師さんの来訪の時間だけでした。

 

 

脊椎麻酔が覚めて自分でトイレに行けるのは6時間後

 

当初は9時に手術開始なので、6時間後の15時には自分でトイレに行けると思っていました。

でも、病室に戻ってきたのは11時だったようで、自分でトイレに行けるのは17時ですねと看護師さんに言われてしまいました。

病室って時計がなくて、スマホで時間確認をしていたんですが、スマホをいじる元気もなく。

ただひたすらに身じろぎせず、時間が過ぎるのを願うのみ。

永遠の時間に感じました。

1分1秒がいつまでたっても過ぎない。

そして時間も分からない。

たぶん13時、病室に戻ってきて2時間くらいたったくらいに、お腹の麻酔がなくなってきた感じがあり、呼吸が楽になりました。

そしてだんだんと左足が動くように。

とは言っても、ぴくっぴくって感じですけどね。

お尻の感覚はまだしびれていて、右足もしびれたまま。

ぴくりとも動きません。

じぶんで足がしびれたときって、無理に動かすと早くしびれが取れますよね。

だから、一生懸命動ける範囲で動かしました。

じっと天井をみつめていては、経過しない時間に苦痛を感じるだけなのでテレビをつけてもらいました。

ちょうど平昌オリンピックがやってきて、気がまぎれます。

テレビのリモコンに表示される14時~15時まで番組がやってますという表示で、だいたいの時間を知りました。

NHKとか時間表示してないんですね。

朝だけ?

国会中継をやっていましたが、12時~17時までとかで全然時計の代わりにはなりませんでした。

15時頃になると右足も動くようになりました。

お尻のしびれの残りが気になる。

もしかして、このまましびれがとれないんじゃないか??と不安にも。

担当医が病室に来てくれました。

痛みは具合とか聞いてくれて、麻酔のサメ具合を確認。

 

16時にはすべての麻酔が覚めていました。

 

が、こまったのはトイレ。

点滴をずっとしているから、膀胱にたまるんですよね。

でも、17時までは歩くのは禁止。

看護師さんを呼ぶと簡易トイレを準備してくれ、ベッドの上でいたしました。

計3回。

簡易トイレはあの病院でベッドの上に嘔吐するときに受ける容器みたいなのに、こぼさないように吸水パッドを引いたりしたもの。

最初の1回は力が入らなくて、したけどまだ残尿感がスゴイ残ってました。

いや、実際残っていたんですけどね。

1回目が終わってから30分くらいで

「あの、もう1回・・・」

言いづらかったけれど、漏らすよりはマシ。

そしてしっかりとベッドの上半身をあげて、やりました。

これは前回の手術の後の教訓。

上半身あげると力が入るからしやすいんですよね。

寝たままってやりづらいので、もし同じような状況になったら上半身をなるべく起こしてやってみてくださいね。

めっちゃ出ました。

だって、ずっと点滴してますしね。

水分がどんどん補給されてます。

最初は起き上がれなかったので、ベッドの角度をあげて力を入れたんですが、最後には麻酔が完全に取れていたのでまたがって普通の洋式トイレ状態でした。

この状態だと力が入るので、思いっきりできました(笑)

 

 

麻酔が覚めても傷の痛みはほぼなし

 

麻酔がさめたら傷が痛むのではないだろうか?

傷の痛みを感じたら、麻酔が醒めたということではないだろうか?

どれくらい痛いんだろう?

 

そんな心配をよそに、傷の痛みはほぼありませんでした。

寝ている分には切ったことすら、手術したことすらわすれるくらい。

麻酔が切れていつ痛みが出てくるんだろうかと、ずっと考えていたんですが麻酔がほぼ醒めても痛みはなし。

逆になんで痛みがないのか若干不安にも(;´Д`)

 

術後からは37.5℃前後の微熱が続きました。

 

 

待ちに待った17時、トイレに自分で行ける

 

17時になり、すぐにナースコール。

トイレにようやく歩いて行けます。

最初は看護師付き添いです。

左足は普通に靴を履いて、右足はかかとを踏んで、ちょっと痛みはありましたが、右足はかかとで歩けました。

トイレも普通。

術後は麻酔がとけたあとは楽でしたね。

麻酔が解けるまでが本当にしんどかった。

 

 

お腹が空きすぎ

 

前日夜ごはんを食べてから、手術当日夜ごはんまで絶食していたのでお腹が空きすぎて。

相変わらず美味しいとは言えないごはんでしたが、あっというまに完食しました。

そして、冷蔵庫に入れておいたプリンを食べて、いちごを食べて。

まだチョコが食べたくて。

売店に行くのは当日は禁止されていたため、我慢です。

 

 

夫と子供がお見舞いに来てくれる

 

家族全員でお見舞いに来てくれました。

とは言っても、病室で普通にごはん。

長男が、手作りのおにぎりを持ってきてくれました。

雪だるまになっていてめっちゃ可愛くて嬉しかったです( *´艸`)

20時になり面会時間終了とともに家族は帰宅。

 

 

担当医が様子見に来てくれる

 

帰宅間際によってくれたのでしょう。

私服で、担当医が訪ねてきてくれました。

そのときに「アレジオン」の処方をお願いしました。

どうやら鼻づまりなどは風邪じゃなくて花粉症だと自分のなかで確信したからです。

なんとか一晩分出してくれることになったので助かりました。

そして、週明けに傷の具合を見せに来てほしいと言われ、自分のスケジュールをみたらがら空きでした。

整形外科は混んでいるので、診察前に優先的に診てくれるのはかなりありがたいです。

 

 

ぼちぼち寝れた

 

前夜はほぼ一睡もできなかったのですが、看護師さんが採血や体温を測りにやってくる2時間おきくらいには寝れました。

アレジオンのおかげかも。

かなり体力回復。

翌日にはだいぶ動けるように。

 

 

3日目最終日退院

 

朝5時採血で起床。

血圧や体温を測って問題なし。

朝、担当医が一般診察の前に病室に来て、傷の具合を確認して傷口のテープを貼りかえてくれました。

順調なので、退院してよしとのこと。

入院費などを支払って、午前中のオリンピック カーリング女子の試合を見てから退院しました。

家までは普通に歩けば徒歩15分ほどですが、さすがに脚が痛かったので休みながら45分ほどかけて歩いて帰りました。

タクシーを捕まえようかと思っていたんですが、運悪く反対車線とかで「もういいや」となりました。

 

 

木曜退院月曜に傷見せに外来へ

 

水には濡らさないようにと言われましたが、シャワーは退院当日からOKでした。

月曜にきずを見せると、まだ一部ひっついていなくて再度3日後に来るようにと言われました。

結局、その3日後に行くと、傷口が引っ付いていてもう治療は終了と言われました。

お風呂もOKになりました。

「あれ?なんかあっけない・・」

涙の別れもなく

「ありがとうございました~」

という感じでさよなら。

 

今この記事を書いている1ヵ月後には、傷口を触ると多少ひきつるような痛みはあるけれど、日常生活には全く支障なしです。

ようやくモコモコ靴だけではなく、ふつうのパンプスも履けるようになりました。

3月下旬に長男の幼稚園卒園式があり、モコモコ靴しか履けなかったらどうしよ?と心配していたので助かりました。

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