足の甲の骨折の手術

第五中足骨骨折

足の甲の骨折(第五中足骨)手術当日「右足部骨折観血的手術」

前回のお話はこちら

第五中足骨骨折手術の執刀医の診察を受ける

 

手術当日。

骨折から8日目です。

 

前日夜20時から絶食。

手術当日8時から絶飲。

 

朝子供たちを保育園幼稚園にそれぞれ送っていき、夫の運転で赤ちゃんと一緒に病院へ向かいます。

先に自分だけ病院入り口前で下ろしてもらい、中に入ります。

 

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目次

麻酔科医の診察、手術説明

 

入院受付に行きましたが、先に再診受付をしないといけなかったみたいで入院受付前で待つようにとのことでした。

しばらくすると書類と入院する部屋番号が書かれた書類を渡され、麻酔科の診察室の前で待つようにとの指示。

そして血圧測定も合間に測っておいてくださいと言われました。

麻酔科の診察室の横に血圧計があったので、早速測定。

松葉づえの移動で疲れていたのか、血圧が上140くらいになりました。

わたしはいつも110くらいなのでびっくり(*_*;

リトライしちゃいました。

2回目はわたしも満足な数値。

看護師さんが取りに来た時に、正直に話して両方渡しました。

たぶん2回目が採用されたんだと思います。

 

そうこうしているうちに麻酔科の診察室に呼ばれました。

優し気な穏やかな年配の女性医師でした。

体調の確認や、今日の手術で使う麻酔の説明や起こりうる副作用などの説明を受けて了承のサイン。

夫もサイン。

麻酔科医の診察が終わったら、執刀医の診察かと思ったらそのまま入院でした。

 

 

入院

 

入院する病棟から看護師さんがお迎えに来てくれました。

わたし以外にも50代くらいの女性が手術で入院するとのことで、一緒に病棟に行くことに。

車いすを持ってきてくれ、わたしは車いすで押してもらって病棟へ行きました。

希望通りの個室。

運よくわたしが気にしていたWi-Fiが設置されているデイルームから割と近い部屋。

入院中もこうやってブログを書きたかったので、Wi-Fi必須でした。

とは言っても電波はあまり強くなく、つながったり途切れたりですけどね。

出産した病院といい、整形外科の入院病棟といい、ネット環境を整えてくれているのはかなり評価高いです。

しかもですよ。

トイレの近く!

部屋から出ないといけないのは面倒くさいけれど、近いのは嬉しい。

夫と赤ちゃんとだらーんと過ごします。

 

手術室担当の看護師さんが挨拶に来てくれました。

若そうだな~と思ったら35歳で2児のママさんとのことでした。

素敵。

 

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執刀医から第五中足骨骨折手術の説明

 

そうこうしているうちに、看護師さんに呼ばれました。

執刀医からの説明です。

入院している病棟のわたしの部屋から反対側の部屋。

とは言っても10メートルくらいの距離です。

部屋に入ると、執刀医と看護師さん1人。

 

手術の大体の時間ややり方を説明してくれます。

大体金曜にきいていた内容。

足の骨折部位を5センチほど切って、中に腱があるので避けて斜めに骨折した骨を寄せる。

それから、その場で見てから最適なプレートを選んでボルトでとめる。

状態によっては腱を半分に切ってあとでつなぐことになるかも。

 

足の甲の骨折の手術

手術する右足に医師がしるしをつけました。

そして手術のリスクの説明を受け、承諾のサインをして終了。

 

貰った説明書によると

現時点で考えられる病名及び症状「右第5中足骨骨折」

手術・検査・麻酔名とその内容「全身麻酔下に右足背部骨折部直上に4-5㎝の皮切をおき、金属製プレートを用いた観血的骨接合術を行います。

手術・検査・麻酔の必要性、目的、期待しうる効果「可及的な整復位、除痛が得られます。術翌日からリハビリテーションを行うことが可能となり、可及的早期の荷重訓練ができます。

 

手術前に赤ちゃんに最後の授乳をしたいので、大体の時間がわかったら教えてもらうようにお願いしました。

麻酔を入れるしそのあと抗生剤を入れるのでしばらくは授乳ができないためです。

授乳ができない間は、わたしは手で搾乳して捨てる。

夫はわたしが入院に向けて搾乳して冷凍した母乳をあげる。

そんなフォーメーションで行くことにしていました。

 

 

手術の準備

 

私の前の手術が思ったよりも早く進んで、最初は16時ごろときいていたのが15時ごろになりそうと連絡を貰いました。

14時半ごろ、赤ちゃんに最後の授乳。

 

そして手術の服へ着替えます。

脇を1か所ちょうちょ結びで結ぶだけの簡単な服。

下着は取って、病院が用意した紙パンツに履き替えます。

そのときは何も思わなかったんですが、術後の下のお世話をしてもらいやすいようにでした。

 

足の甲の骨折の手術

手術室へ移動するキャスター付きのベッドに移動。

髪の毛は緑色のキャップに押し込めて寝そべります。

上には布団をかけられて、手術室へ出発。

緊張しすぎてドキドキドキドキ。

とにかく怖い。

怖い。

 

手術室の前まで夫と赤ちゃんとでお見送りしてくれました。

 

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手術開始

 

手術室の扉を入ると、手術室ではなくて待機場みたいなところでした。

わたしのベッドを押してくれている看護師さんは書類になにかを記載していました。

ここで手術室担当の看護師さんたちにチェンジしました。

事前にわたしの部屋に挨拶しに来てくれた看護師さんもいてました。

患者を安心させるために、事前に見知った顔を作っておくという病院の体制がいいですね。

 

そして手術室担当の看護師さんにベッドを押され、更に奥の手術室へ。

わたしが乗っているベッドを手術台に寄せて、ごろりんとわたしも手術台へ移動。

看護師さんたちの動きがあわただしくなります。

看護師さん「ちょっとふわっとするかも」

と言われて薬を入れたのか嗅いだのか記憶があいまいなんですが、確かにふわふわとしました。

くみんぼ「確かにふわふわします」

 

麻酔科医「今から麻酔を試しにちょっと入れますよ」

くみんぼ「はい」

特に問題なかったようです。

麻酔科医「じゃあ、今から麻酔をしますね」

くみんぼ「数かぞえますか?」

麻酔科医「数えたかったら数えていいよ」

くみんぼ「じゃあ、数えません(笑)」

という会話のあと意識がなくなりました。

 

次に気づいたのはどこだったのか?

事前に麻酔を冷ましてから病室に帰ると言われていたんで、たぶん手術室。

「終わりましたよ」

と言われた気がします。

 

意識もうろうとしたまま、病室へ。

ブドウ糖?の点滴と痛み止めの点滴、心電図、血圧計、人差し指には酸素の濃度を測る機械、鼻には酸素吸入器がつけられていました。

しばらくすると子供たちと夫が来てわたしに話しかけました。

が、返事をするのもおっくうで出された手を握るのがやっと。

子供たちはわたしの鼻についた酸素チューブが気になるよう。

部屋で家族みんな(もちろんわたし以外)は仲良くお寿司で夕食。

こっちは絶食絶飲。

あーと思いながらも、もうろう。

うつらうつらとしていました。

いろんな夢を見ていました。

 

そうこうしているうちに面会時間の20時が終わり、夫と子供たちも帰っていきました。

 

夜は1時間おきに看護師さんが体温を測りにきつつ、様子をみてくれました。

起き上がるのは厳禁。

朝8時から絶飲なんですが、点滴をしているので結構トイレに行きたくなるんですよね。

ナースコールしてトイレに行きたいと看護師さんに伝えると、ペットシートみたいなのと尿瓶登場。

ベッドに寝たままでないとダメみたい。

そのための紙パンツ。

この紙パンツ産褥パンツみたいな感じで、あそこがぱかっと開くんです( *´艸`)

いやん。

お尻の下にペットシートみたいなのを敷いて、尿瓶を当てられてさぁどうぞ!

「・・・・」

おしっこしたいんですが、出ません。

(*_*;

ベッドの上半身を少し起こしてもらうと力を入れることができ、ちょびちょび出ました。

おしっこするのも力を入れないと出ないんですね。

初めて知りました。

 

術後9時間過ぎたらトイレに車いすで行ってOKとのことで、看護師さんに連れられてトイレへ。

毎回トイレが大変。

点滴はそのままコロコロしながら車いすを押してもらい行きます。

トイレには片足で移れるので、終わったらまたナースコールで部屋まで戻してもらうの繰り返し。

トイレから戻ったら急に気分が悪くなりえづきました。

どうやら、点滴から入れている痛み止めがあわなかったみたいです。

起き上がったことによって「おえっ」ときたみたい。

すぐに痛み止めをとめてもらい、吐き気止めを点滴から入れてもらいました。

しばらく横になっていると気持ち悪いのもおさまってきましたが、起き上がるとまた気持ち悪いの繰り返し。

 

授乳も最後にしてからかなり時間がたち、胸もパンパン。

ベッドの上半身を起こしてなんとか搾乳しました。

乳は嘔吐用の容器を貸してもらいました。

 

体勢はずっと上を向いていてかなりしんどかったです。

途中で看護師さんに体勢を変えてもいいか聞いてみるとすんなりOK.

もっと早く確認すればよかった。

手術した足は上にしてほしいと言われ、左足を下にして横になった体勢に。

これだけでかなり楽になりました。

 

途中でうつらうつら寝ましたが、えづいた当たりから悪夢ばかりみました|д゚)

 

手術翌日のブログはこちら

足の甲の骨折手術の翌日(1日目)。足の痛みが半端ない

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