先日ニュースで20代男性がカフェイン中毒で死亡というニュースが報道されました。
カフェイン中毒っていいますが、カフェインって紅茶や珈琲の中にも含まれていますよね。
で、徹夜覚悟のときや頑張りたいときには栄養ドリンクを煽る人も少なくないはず。
どれくらい飲んだらヤバイんでしょう?
死亡した男性は1年以上前からエナジードリンク(あのレッドブル翼をさずけるのCMで有名ですね)を愛飲し、亡くなる1週間前ほどから体調不良を訴えてたそうです。
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目次
エナジードリンクとは?
エナジードリンクの定義が気になりますね。
栄養ドリンクと同じかと認識しがちですが違うんです。
栄養ドリンクは指定医薬部外品もしくは第3類医薬品or第2類医薬品になっています。
けれど、エナジードリンクは栄養ドリンクにはほぼ入っているであろうタウリンも入っていません。
薬事法で検査をクリアしていないエナジードリンクは効果をうたうこと自体が禁止されています。
つまり、元気になるイメージはあるけれど、その効用は具体的にはうたわれていないんです。
特徴は
・炭酸飲料
・元気になるイメージ
カフェインだけで言えば、栄養ドリンクよりもたくさん配合されています。
この点が今回の死亡事故につながったわけですね。
解剖で男性の血液1ミリリットルから致死濃度(79~567マイクログラム)に当たる182マイクログラムのカフェインを検出した。胃からもカフェイン錠剤の粉末が見つかり、中毒死と結論づけた。
血中濃度から推定される経口摂取による致死量は3000ミリグラム(3グラム)程度。血中濃度が半分に下がるのは3~6時間後で、短期間に大量摂取すると頭痛やめまい、吐くなどの中毒症状が表れる。
カフェイン錠はビタミン剤などと同じ「第3類医薬品」などとして市販され、1錠でコーヒー2杯に相当する100ミリグラムを含んでいるものや、それを超える商品もある。
厚生労働省によると、過去10年間にカフェイン中毒による死亡例はない。久保教授は「自分の知る限り国内初の死亡例。エナジードリンクを大量に飲んだり、カフェイン錠を併用したりすると、知らないうちに血中濃度が高くなり中毒になる可能性がある。アルコールと同時に摂取すると、カフェインを分解する能力が低下し危険だ。注意してほしい」と話した。【関東晋慈】
◇若者らに人気…エナジードリンク
エナジードリンクに定義はないが、清涼飲料水にカフェイン、ビタミン、アミノ酸などを含有した炭酸飲料で若者らに人気がある。
公益財団法人「日本中毒情報センター」(茨城県つくば市)によると、1本(160~500ミリリットル)当たり14~180ミリグラムのカフェインを含有し、中には眠気覚ましと称して1本(50ミリリットル)に100~150ミリグラムを含有する商品もある。20~30本を一気に飲むと致死量に達する計算だ。
内閣府の食品安全委員会は食品中の摂取許容量を設定していない。
エナジードリンクは飲み過ぎたらカフェイン中毒で死ぬ
飲み過ぎたら死ぬなんて知ってましたか?
くみんぼは知りませんでした。
そんなの量を摂取することはなく飲んでも1日1本なので、大丈夫かと思いますが。
こんな大事なことちゃんと告知しておいて欲しいですね。
致死量飲むというのも想定外という気も・・・。
エナジードリンクはカフェインが医薬品なみに入っているらしいので、今後飲む場合には気を付けないといけないですね。
カフェイン中毒の症状とは?
カフェイン中毒で死亡ということですが、どんな症状が出るんでしょう?
軽い軽微な症状と重症とに分かれるようです。
軽微な症状
焦燥感・神経過敏・興奮・不眠・顔面紅潮・悪心・頻尿・頭痛・頻脈など。
このへんは結構知られています。
特に不眠はよくいいますよね。
あんまり紅茶や珈琲を飲みすぎると寝れなくなるで
なんて。
重症な症状(急性)
ここからがみんなが知らない症状。
1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合はすべての場合に急性症状を発症する。後者の場合、重症になる確率が高い。神経圧迫による視覚異常や聴覚異常は確認されている。
急性アルコール中毒みたいな感じなんでしょうか。
急にたくさん摂取すると身体に異常が発生するような。
カフェインをふくんでいる飲料
カフェインの含有量や飲み物一覧がありました。
別サイトになりますが、よければご覧ください。
何事も適量が一番ということですな。