夫抜きで2才と5才の子供2人を連れて、お隣の滋賀県に一泊しました。
京都市内にこだわらないのであれば、京都市内からも近いので京都観光に子連れで来る家族での利用もおすすめです。
そもそも今回なぜ夫抜きでミニ旅行をしたのかというと、家出とかではなくて夫のある資格試験が日曜にあったからなんです。
子供たちが自宅にいるとどうしても夫と遊びたがるので勉強がすすみません。わたしが、子供たちを連れて出かけてその間に最後の追い込みを存分にしてもらおうというわたしからのちょっとした気遣いでした。(ついでにわたしもゆっくりして美味しいもの食べようという下心はもちろんあり(笑))
子連れには過ごしやすい旅館だったし、旅館の目の前には草津イオンモールがあってチェックアウト後に遊ばせるのにも困らない。
乳幼児子連れ宿泊のわたしのポイント
子供が産まれてから旅行に行ったりしていますが、わたしが宿を選ぶポイントがいくつかあります。
その条件にあてはまって予約をしたのが、琵琶湖のほとりに建つ旅館「びわこの千松」でした。
お風呂は家族だけで入れる
子連れ旅行のわたしの条件としては、部屋風呂がある(普通のお風呂じゃなくて露天風呂付き)かお風呂が家族で貸切できるが絶対条件です。
乳幼児がいてパパやママどちらかだと子供をみながらの入浴になるので、体を洗うのもささっとになってしまうしゆっくり浸かっていられません。
家族で入ると、どっちかがみてその間に体を洗ったりできるので楽ちんです。
なるべくお布団
それから洋室でベッドだと子供と一緒に寝にくいので、お布団も必須。
和室でも布団からはみ出して転がっていきますが、落下の心配はなし。
ベッドだと、ベッドガードつけても子供は転がっていきます(-_-;)
料理
これはあまり子連れ関係なく、わたしが宿泊するならという条件です。
せっかく行くのであれば、料理もしょぼいのは嫌。
美味しいものが食べたいんです。
場所は自宅から近場
別に滋賀県にこだわっていたわけではなく、近ければ同じ京都市内でもよかったのですが京都市内はやはり高めですね。しかも、大人1人で子供2人という条件で宿泊受付している旅館が少ない!今回子供たちを連れてわたし一人で旅館にお泊りは初めてだったので、こんなに選択肢が少ないとは思いませんでした。
今回宿泊したびわこの千松は、JR京都駅から電車で15分のJRびわこ線石山駅よりタクシー15分の立地にあります。
口コミ
いろんな旅行サイトの口コミや個人ブログの口コミなどを調べます。
こういった口コミで自分の中で引っかかる場合は、泊まらない方が不快な思いをしなくて吉という経験をたくさんしました。
高級旅館だから大丈夫だろうと口コミを気にせずに行ってしまうと、「えー!!」という目にあいます。
いいクチコミもですが、意外と悪い口コミの方に当たって「これかぁ、あの口コミで書かれていた評価は」と後悔したりするので、かなり参考になります。
子連れ宿泊持ち物
子供の為の準備
・子供の着替え4〜5セット
・下の子供用のオムツ
・固形石鹸(お風呂に入るとき用)
・保湿剤ワセリン(お風呂あがりに全身に塗る用)
参考 赤ちゃん・子供の乳児性湿疹やアトピーっ子にファムズベビー/食物アレルギーは肌からの吸収を防ぐことが大事
・アレジオン(食物アレルギー症状が出たとき用)
・ジップロック・ビニール袋各3枚ほど(オムツ替えなどの何かあったとき用)
部屋でおむつバケツがあっても、本格的に消臭のおむつバケツを用意している旅館やホテルは少数。そういうときにはジップロックに入れてオムツバケツに投入すればにおいを防げます。
参考 効果あり!使用済み紙オムツの臭いと対策。外出時の持ち帰り方法。
・フェイスタオル1枚(何かあったとき用)
子供に持たせる荷物
それぞれのリュックにお楽しみにおやつとジュースを入れて持たせます。
・自分で選ばせたおやつ
・ジュース
旅館に行く乗り物も楽しい
電車
普段家族でのお出かけはほぼ車での移動。
子供たちはあまり電車に乗ったことがなく、京都駅で電車をみるのにも大興奮。
電車の旅は京都駅から15分という短い時間でしたが、電車に乗り込んでからのお菓子タイムや過ぎ行く風景を十分に楽しんでいました。
タクシー
JR石山駅からタクシーで旅館「びわこの千松」に向かいました。旅館からの送迎バスがあるのですが、今回は子供を連れて時間を気にしたくなかったので、送迎を断りました。
駅にはタクシー乗り場があり、タクシーが待機していたのですぐに乗り込みました。
旅館の場所を告げるとすぐ分かったようでした。
我が家の子供たちはタクシーも大好き。
道でタクシーを見かけても「タクシーや(*´∀`*)」と教えてくれます。
そんなタクシーに乗れて、大満足のようでした。
びわこの千松口コミ
お迎え
タクシーで到着すると、ちょうど日帰り?のお客さんたちが帰るところのようで、旅館の中居さんたちが出てきてました。
すぐに中に案内してくれました。
子供に対して、気を使ってくれたりと子連れ歓迎的な雰囲気でした。
チェックインの予定時間よりもちょっと早くついたのですが、すぐに部屋に通してもらいました。
部屋
びわこの千松は、ちょっと古めの旅館といった感じで、廊下なども築年数を感じる感じでしたが、部屋は改築済みのようで綺麗でした。
すっかりとだらだらとくつろぐ長男(笑)
ちょっと奮発して露天風呂付きの部屋をとっていたおかげか、部屋も2間あり広々としていました。
露天風呂は温泉じゃなく、普通に湯沸しです。
事前に子供用品のお願いを電話でしていたので、部屋には子供椅子が2脚と、トイレにはおむつバケツがセッティングされていました。
トイレはちょっとレトロ感を感じました。
汚いとかではなくて、なんか昭和感が残っているような感じ。
オムツバケツ、わたしの中で結構重要です。
大浴場
早速人が少ない内にと、大浴場に行き子供たちを洗ってしまいました。
まだ誰もおらずに広々を入浴。
大浴場の露天風呂からは琵琶湖大橋?を渡る車がひっきりなしに走っていくのがみえます。昼間だと見通しがよくてちょっと落ち着きませんでした。
お風呂を出てから気づいたのですが、オムツの子供はNGという張り紙がしてありました(-_-;)次男、完全にはオムツ取れてないんですよね。
まぁ、すでに入ってしまったものは仕方ない。
子供連れは要注意です。
わたしみたいに露天風呂付きの部屋を取るか、部屋のお風呂に入れないといけません。他の部屋は知りませんが、部屋の洗い場のあるお風呂はちょっと古い感じがしてあまり入る気がしませんでした。
部屋の中のお風呂(露天風呂じゃない方)はこんな感じ。
このときに、次男のおでこがちょっと熱くなってきました。
大浴場から部屋に戻るときにフロントで体温計を借りました。
この時点では次男は元気いっぱい。
しかし・・・
夜ごはんまで部屋でゆっくりしていましたが、次男の熱はあがり38℃を超えてだんだんと元気がなくなってきました。
夕食
夜ごはんは別室の個室で用意されていました。
ぐったりとして元気がなくなってきた次男を抱っこして長男と食事会場へ移動。
わたし用の大人のごはん。
わたしの分を2才の次男にとりわけ予定でしたが、ぐったりして元気がなくうつらうつらと眠っていたので、わたしの膝に寝かせてごはんを頂きました。
ジュースも子供用にそれぞれ注文したのですが、結局次男は1口も飲むこともなく、ごはんも1口も口にしませんでした。
大人用料理は会席風でした。
大人用ごはんはボリューム満点で、つわりが始まって食欲が落ちていたわたしには完食できず、こんな時に夫がいてくれればと悔やみました。(いつもわたしが食べきれない分を食べてくれるので、もったいないと気に止まずに済みます)
料理が出てくるまで知らなかったのですが、滋賀県なのにカニを出す旅館ということで有名らしく6月なのにカニが出てきました。
そのあとは、近江牛のしゃぶしゃぶなどが続きましたが、やはりつわりの影響は大きく完食できず9月になった今でも悔やんでいます。(元来食い意地がはっています(-_-;))
この写真の分が全てではなく、もちろんお刺身やデザートなど1通りのものが出ました。
全体的に美味しかったです。
次男が熱を出さずに、わたしがつわり中でなければもっと楽しめたと思うので、今度は夫も連れてリベンジしたいと思います。
子供用のお子様ランチ(ランチじゃなくてディナーだけれど、なぜか名称はランチと言われました)
量が多かったようで、半分ちょっと食べてごちそうさましていました。
デザートが気に入ったようで、わたしの分も同じデザートが出たのですがそちらもペロリと食べてしまいました。
お土産コーナー
旅館と言えば、地元のお土産を物色するのも楽しみ。
しかし、今回は次男の発熱とわたしのつわりでの体調不良でそんなことは言ってられず、さっと見ただけで終わりました。
また、次男が夕食で何も口にしなかったので、売店で販売されていたぶどうゼリーを購入しました。1口サイズよりもちょっと大きめのゼリーが1袋に20個以上入っていました。
夕食後ゼリーを買って部屋に戻ると、次男もゼリーなら口にしました。
ただ、5才の長男も食べたがってあっという間に完食(ほぼ長男が食べてしまいました)
仕方がないので、もう1袋追加で購入。
フロントで精算するときに、「結構量があったのに」と1袋をあっという間に食べてしまったことに驚かれ・・そうりゃそうでしょうね。
体温計はチェックアウトまで貸してもらえました。
部屋の露天風呂を楽しむ
次男は熱でぐったりしていましたが、長男のテンションは↑
部屋の露天風呂や、部屋の浴室のお風呂に入りたがりました。
部屋の浴室は気が進まない感じだったので、露天風呂を再度湯沸しして長男に入らせました。外の露天風呂は何もしないと温度がさがるので、入浴前には再度沸かさないと水です。
これが結構面倒くさい。
部屋のお庭は広く、その中に露天風呂があるので夜とかにお酒を飲みながらとかよさそうです。
今回はわたしがつわり&次男の熱でそれどころじゃなかった・・・。
布団
今回は長男ごはんのみ。次男は添い寝ということで布団1つだけで申し込みをしました。
かなり狭かったです。
今回は夫がいなかったので、その分の布団がなかったこと。長男が成長したこと。の要因が重なり、寝にくかったです。
けちって布団を頼まなかったのは失敗。
これ以降の旅行では、長男は布団あり食事ありにすることにします。
しかも次男は夜中39℃を超え、愚図ってあまり寝れずわたしからにぴったりひっついて離れなかったので、わたしはほぼ寝れませんでした。
朝食
朝起きると次男の熱もだいぶ下がって、37℃ちょっとまで下がりました。
ちょっと元気を取り戻してきたようです。
昨夜に予約した時間に朝食へ向かいます。
朝食は個室ではなく、大広間で他のお客さんと一緒でした。ただ時間が重ならなかったので実質わたしたちだけ。
朝は和定食。
子供のごはんは、大人とあまり変わらず。
大きな鍋に鯛のお味噌汁がありました。次男の分も用意してもらえ、次男も食べていました。
鯛のお味噌汁以外は普通でした。
大広間の外には池?琵琶湖に繋がるちょっとした池みたいな感じが見え、そこにいる亀に子供たちは夢中になっていました。
中居さんも子供たちに優しくて、いろいろ相手をしてくれたり亀を見るために抱っこしてくれたりしたので、ゆっくり食べられました。
そしてチェックアウト
楽天トラベルから楽天ポイントを使用して旅行代金を支払ったので、現地で子供たちが飲んだジュースの支払いだけをしてチェックアウトしました。
帰りの駅までの送迎が必要かを中居さんに尋ねられたのですが、帰りは夫が試験終了後に迎えに来てくれることになっていました。
旅館の道路挟んだ真ん前が、イオンモール草津なんですよね。めっちゃ近い。
(写真はびわこの千松の館内からのもの)
そこで夫が来るまでに遊ばせることに。
イオンモール草津には家族で何度か来たことがあって、遊び場がたくさんあることも知っていました。子供の靴を購入するときも、ゲンキキッズという靴屋さんがあるので何回か買いに来ています。
参考 子供の正しいサイズの靴の選び方 間違うと足や身体の成長に悪影響です(・ω・;ll)
歩道がない道路を歩くのでかなり危険ですが、安全な道は遠回りが必要とのことでつわり中のわたしには辛く・・・
旅館のお庭を通り抜けて裏の駐車場から出るのですが、わたしたちがイオンモールに行くと聞いていた中居さんがわざわざ案内してお見送りしてくれました。
最後に
「びわこの千松」は、子供たちに親切で子連れで行きやすい宿でした。
京都からのアクセスも悪くないので、京都観光で桜や紅葉の季節のハイシーズンに行く場合の代用にもいいのではないかと思います。
桜や紅葉の時期は京都市内のホテルや旅館は混んでて宿が取りにくいし、高いですもんね。
参考 夏休み冬休み/赤ちゃん・子供連れで旅する京都旅行〜宿泊ホテル旅館まとめ〜
ここからびわこの千松の宿泊プランが見れます↓