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【待機児童数0問題】京都市の現状。保育園には預けられず幼稚園に入れてもカウントされず。

待機児童京都の現状

待機児童京都の現状

先日、「待機児童0のカラクリ」保育園に入れない現実がある#taikijidou0challenge という記事をアップしました。

本当は待機状態で保育園にはいれず待機児童のハズなのに、待機児童数にカウントされていないというのは、数え方がおかしいから゚(゚´Д`゚)゚という内容です。

この記事を見てくださった読者の方が、コメントを下さいました。

同じく京都にお住まいの方で、待機児童の現実に苦しまれた(れている)1人です。

 

 

 

 

京都市の待機児童0は嘘

 

京都市は待機児童0をうたっていますが、それは数字を操作した生み出した0です。

本当は京都市にもたくさんの待機児童がいて、その後ろには保育園に子供を入れないと働けず生活が厳しいとか育児休暇からの復帰ができず仕事を辞めざるを得ない、といった家庭がたくさんあります。

 

コメントをくださった内容が京都市の現状がよくわかるもので、くみんぼも共感する部分がたくさんありました。

この2月は4月からの保育園入所の発表を控えて、気になっているパパさんママさんも多いと思います。

少しでも同じ京都で子育てする者として、参考になればと願っております。

コメントをくださったKY様に許可を得てこちらに掲載させていただきます。

 

 

 

京都市待機児童についての口コミ

 

【KY様コメント】

 

京都市待機児童ゼロ、学童充実、と市長はおっしゃっていますが、事実ではありません。

きょうだいのうち一人だけ年長の1月から保育園に入れる、と我が家は言われましたが、一人だけ入れても働けません。翌年の1月まで待ってくれる職場もありません。卒園間近の年長の三か月だけ転園という物理的・精神的コストも相当なものです。
きょうだいのうち一人だけ、保育園が市内で家とは逆の端にあり、車があったとしても片道1時間半かかる保育園に入れる、と言われ、働けなくなった人もいます。
このような場合、「市としては、(きょうだいのうち一人は)入れると提示したのに、辞退した」ので、待機児童にカウントされません。

認可保育園の一時保育も、京都市では幼稚園に通う子は利用できません(神戸市や大阪市ではOKです)。
「働いていても、幼稚園」というPRを京都府私立幼稚園連盟もしていて、私も役所で「保育園がだめでも、幼稚園でもはたらけます」とその紙を頂きました。
「働いているのに、保育園を利用しないで、幼稚園に通う」子がいることも手伝って「待機児童ゼロ」が成り立っているのだとしたら、幼稚園の休園日を保育園並に減らすか、幼稚園の平日休園日や春・夏・冬休みに保育園の一時保育を使えるようにすべきです(週2-3日勤務の親の子が「保育に欠けていない」日にも保育園を利用している現状を踏まえれば、そして他市では実施していることを考えれば、不可能ではないはずです。)

学童も、各小学校区に一つあるような近隣の自治体に比べると大きく立ち遅れています。私の住んでいる小学校区には学童が民間も含めゼロです。一年生からかぎっ子もいます。
他にチョイスがないからです。

あまりに市長が「待機児童ゼロ」をアピールしすぎるため、逆説的に、母親の復職が難しくなっています。
雇用主が、「いつでも、年末年始もぎりぎりまで子供を預かってくれ、少々のことでは学級閉鎖にもならず、行事は週末」の保育園に子供を通わせている従業員を基準に採用や評価をするため、「子供を保育園に入れていない従業員」が(幼稚園の休園日・参観日・学級閉鎖等のために)仕事に出て来れないことについて理解しにくいためです。
保育園に入れない・入れなかった、と言っても、「え、でも京都市は待機児童ゼロですが?」と信じて貰えません。

 

 

まとめ

 

KY様から頂いたコメントで初めて、京都市以外の大阪市などは幼稚園に通っていても認可保育園の一時保育の利用が可能なことを知りました。

くみんぼは春休みや夏休みなどの幼稚園の長期休暇で仕事に行かなければならないときは、民間の一時保育を利用しています。

それは、幼稚園にあずけていると認可の一時保育は利用できないと断られたからです。(最初に訊いた保育園ではなく、また別の保育園で保育園が違っていれば行けるかと思ったのですが、確認すると京都市の方針でした)

KY様がおっしゃるように「幼稚園でも働ける」の私立幼稚園連盟のPRですが、これもまた現実に働く上では厳しいものです。

保育園か幼稚園どっちがいいか?働く場合の比較と体験

 

わたしはこうだったよ。わたしのママ友はこうしているで。というような情報があれば、ぜひ共有させて頂ければなと思います。

その際はお問合せからコメント頂ければ、嬉しく存じます。

 

【こんな記事もあります】

参考 「待機児童0のカラクリ」保育園に入れない現実がある#taikijidou0challenge

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