最近、はまっている漫画がマーガレットコミックスから出ている森本梢子先生の「高台家の人々」
2016年4月現在4巻まで出ています。
わたしがこの漫画と出会ったのは、大阪梅田の紀伊國屋書店で試し読みをみてから。試し読みってペラペラの薄い冊子だけなのですぐに読み終わってしまったけれども、その数ページだけでかなりウケてしまって、1巻〜4巻を持ってレジに向かってしまいました。
結局、途中でハッとなり購入することはやめて、近くのレンタルコミックで借りることにしました。
スポンサーリンク
目次
高台家の人々 感想あらすじネタバレあり1巻・2巻・3巻まで
主役は高台家ではなくて、平野木絵(ひらのきえ)という30才の地味OL。
風邪をひいて会社を休んでズル休みでもう1日延長で休んでから、出社すると海外から同じ会社のエリートイケメン名家の高台光正(こうだいみつまさ)が戻ってきており、社内女子がざわついていた。
木絵には、妄想癖がありその妄想がめっちゃ面白い。
光正は人の心が読めるテレパスの能力があり、木絵の妄想が気に入りごはんに誘いそして二人は付き合うようになる。
高台光正が木絵に声をかけたときになんで名前を知っているのか?と頭が「??」になったときの妄想で変なキャラが出てきて
「平凡の平に、野グソの野で平野でゲスよ」
と耳打ちするシーンが一番好きで笑った。
高台家の光正の妹:茂子(しげこ)と弟:和正(かずまさ)も、光正と同じテレパス能力の持ち主。それから、3兄弟たちの祖母であるイギリス人のアンも。
茂子も和正も、口下手だけれども豊かで面白い木絵の妄想に救われた。
人の心が読めてしまうゆえに、嫌な部分もたくさん知ってしまい疲れてしまっていたから。
そして、木絵と正光は婚約。
そこへ立ちはだかったのは、正光の母の由布子(ゆうこ)。美人だけれども気が強く間が鋭いママ。
木絵とこっそり会い、正光と釣り合わないので別れるように言うが、正光が激怒して木絵に謝り二人はまた仲直りする。
この展開を収めるように正光たちがSOSを出したのは、正光たちのグランドマザーであるイギリス人のアン。
アンは由布子の性格をよく把握しており、手のひらで転がすように会話を誘導し由布子が木絵を高台家の嫁として育て上げる決意をさせた。
高台家の人々 感想あらすじネタバレあり4巻
最新刊の4巻。
とは言っても、2015年9月30日なので、そろそろ5巻が出てもおかしくないですね。
この森本梢子先生の描き方とかがわたしのツボにドンピシャにはまってほんと今好きな漫画家さん。
茂子の恋
4巻では茂子がずっと男友達として付き合ってきて告白をした岸本浩平(きしもとこうへい)に想いを伝えて両思いになった。
だけれども、心が読めてしまう茂子は、浩平の負担にならないようにどうしても行動が消極的。それゆえに二人の関係は進まずぎくしゃく。
木絵の妄想から勇気をもらい、思い切って茂子は浩平の一人暮らしの家に押しかける。
「今日はずーっと浩平と一緒にいたい。邪魔だろーが、レポート間に合わなくなろーがいろいろ気にしない。離れたくないから今夜はここにいるって決めたの!!」と浩平の胸に飛び込んだ。
喜ぶ浩平。
でも今夜はマズイ・・・と。
そのとき浩平のお父さんが奥から出てきて(笑)
田舎から出てきたお父さんが泊まっていた。
「お父さんホテルに泊るけん。よかよか気にせんで続けて」
(爆)
和正の恋
一方、高台家の次男坊:和正は、兄の光正にずーっと恋している獣医の純が気になる存在。
純は茂子の親友。
和正は今までなにかと純に意地悪をしてきたが、木絵の妄想で和正は自分が純のことが好きなんではないかと気づく。
二人はごはんにいったりするけれど、進展なく。
光正の平野家へのごあいさつー肉問題ー
光正が平野家へごあいさつ。
木絵は光正が家柄も良くてエリートでイケメンというのを家族に何ども伝えるが、あばたもえくぼと信用してもらえず当日を迎える。
当日、本当に王子様のような光正に、木絵の家族はおったまげる。
そこで浮上したのが肉問題。
わたしが4巻で一番好きなくだり(笑)
木絵の母と木絵の兄嫁の頭の中で、光正に出会った瞬間に浮かんだのは肉!!!
木絵母「ど・・・どうしよう。お肉!!」
兄嫁「お肉どーするの!?お母さん」
今晩はすき焼き。
けれどお肉の質や量をけちったため、予想外の正光のクオリティにパニックに。
慌ててお肉を買いに兄に買いに走らせ、すき焼きの感想で
光正「ウマイです」
ということで、母と兄嫁の心配は解消され、光正の心配もなくなった。
木絵のおばあちゃん
肉問題が解決したところで登場したのは、温泉に出かけていた木絵のおばあちゃん。
光正をみるなりおばあちゃんの妄想がはじまり・・・
ばーさん仲間と同じようにひ孫の自慢をしあい、天使の羽根が木絵と光正の子供には付いているという設定。
光正は吹き出した。
光正「おばあちゃん似なんだね。木絵」
高台家の人々の他の心が読める人
幼いころ道に迷った高台家の3兄弟。
そこでたどり着いたのは山中の山小屋。
管理人は29才の女性。
なんとその女性も心が読めるテレパシー能力者だった。
心が読めてしまうことがバレて付き合っていた男性に振られて以来、人との関わりが少ない山小屋の管理人となった。
そして時が過ぎ、木絵に光正がその話をしているときに、近くを正装して花束を持って歩く男性がいた。
それは山小屋の女性の中の記憶交際相手の男性。
男性は山小屋の女性にプロポーズをしにいくとこだった。
由布子の結婚承諾
光正の母:由布子がとうとう光正と木絵の結婚を認めてくれた。
そして、問題が解決したので光正の祖母アンは一旦イギリスに帰ることに。
そのときにマリッジブルーの話を残して帰り、木絵のマリッジブルーが始まる・・・・・のか!?
森本梢子先生の他の作品
森本梢子さん。もりもとしょうこさんと読むのかと思いきや、もりもとこずえこさんだった(;´Д`)
- 研修医なな子
- ごくせん
- デカワンコ
- 必殺動物部
- わたしがママよ
- ミステリー・ママ
- おとなりの家庭事情
- ママときどき子ども
- こちらレディー・ママ
- アシガール
- 高台家の人々
ドラマにも「ごくせん」「デカワンコ」なんかが有名ですね。
只今アシガールをレンタルコミックで借りきて一気読み。
やっぱりこの人の作品。笑えて和むわー。