子供がRSウイルスで気管支炎を発症して入院した体験談です。
くみんぼの子供が、気管支炎にまた なったようです。
子供が病気にかかると親としては心配で、なんとも言えない気持ちになります。
今まで、RSウイルスによる入院2回。
かわいそうなことに気管支が弱めのよう(´・ω・)
今回は今までかかった気管支炎体験を、まとめてみたいと思います。
なんか子供がおっさんみたいな変な咳をしてるとか、
とりあえずかかりつけの小児科へGOGO!
気管支炎になる原因?どんな病気??
主にウイルスや細菌が気管支に感染して起こる病気。
原因はウイルスが原因のものと、細菌が原因のものがあります。
9割がウイルス性で、インフルエンザウイルス・RSウイルス・アデノウイルスなどが多いです。
残りの1割、細菌が原因の場合はマイコプラズマなどがあります。
そのほかにもアレルギーや大気汚染などが原因の場合もあります。
最初はただの風邪かな?
なんて思いますが、熱と咳をしだして次第に咳がたんが絡んだような咳になりひどくなります。
熱が出ない場合や、高熱から始まるパターンもあります。
喉や胸のあたりがヒューヒューゼーゼーという呼吸になることもあります。
くみんぼの子供はこのパターンが多いです。
子供、もっと小さい乳幼児はもともと気管支が細い為、炎症によって細い気管支が更に狭くなりそんな音が出るようです。
また、免疫力が大人と比べてまだ未熟なのでかかりやすいのです。
気管支炎は大人にもうつる?うつったら何科を受診すればいいの?
気管支炎自体がうつることはありません。
気管支炎は大半がウイルスや細菌が原因です。
咳と一緒にウイルスや細菌が飛び散ると、それを吸い込んだ人は感染してしまいます。
なので気管支炎自体はうつらないけれど、気管支炎の原因になっているウイルスや細菌はうつるので注意が必要です。
またアレルギーや大気汚染などが原因での気管支炎は、うつることはありません。
気管支炎だとわかっていれば呼吸器科へ行きましょう。
子供の場合は小児科へ。
こどもは重症化しやすいので注意が必要です。
気管支炎になりやすい人は?
免疫力が低い子供。
乳幼児。
アレルギーを持っていると、気管支炎になりやすい傾向があるようです。
そういえば、よく気管支炎になるくみんぼの子供もアレルギー持ちです。
冬は乳幼児が気管支炎で重症化しやすいRSウイルスが流行るので、注意です。
気管支炎と診断されてからの薬や、治療方法は?
抗生物質が使えるかどうかは感染の原因次第。
ウイルスだと薬はありませんので、抗生物質は使えず咳や熱などに対する緩和処置になります。
直接の原因のウイルスには効きませんが、予防的に抗生物質を使うこともあります。
細菌だと抗生物質が効きます。
基本的には安静にして、水分を十分にとり、栄養を取ること。
部屋も冬場などの乾燥している時期であれば、加湿して喉への負担を減らすようにします。
小さな子供や赤ちゃんは、食事をとりたがらなくなり水分や栄養が十分に取れなくなって重症化することもあります。
わたしのこども(次男)も、これが原因で2回入院となりました。
気管支炎が悪化すると肺炎になる!乳児は重症化しやすい。
気管支炎をこじらせると、肺炎になることもあります。
特にRSウイルスに感染しての気管支炎は、2才未満は肺炎などを起こすことがあるので要注意。
肺炎は死ぬこともある恐ろしい病です。
気管支炎と判断されたら無理せず、治しにかかりましょう。
6ヶ月未満の乳児だと重症化して、入院することも。
(って1才すぎでもRSで入院になりましたが(;´Д`))
看護する親の注意点。予防方法
親も共倒れになったら目も当てられません。
子供がしんどそうで眠りも浅く、親もぐっすり寝てというのは難しいかもしれません。
看病疲れを感じたら、できるだけ他の家族に変わってもらったり、少し仮眠をとったり、栄養ドリンクを飲んだりと自分に負担をかけず体調を整える工夫を。
親にもうつってしまっても看病は休めないので、かなりしんどいことになってしまいます。
とにかく自分の体調管理には特に気を使って。
予防方法としては、通常の風邪のときと同じです。
基本は、手洗い・うがい・マスクです。
子供の看病をしているとなかなかする間がありませんが、なんとか合間をぬってまめに手洗いうがいをしてくださいね。
気管支炎になったら、保育園や幼稚園は休ませた方がいいの?
結論から言えば、休ませましょう。
感染症のように登園禁止になる病気ではありません。
ですが、症状が激しいときは子供もしんどいです。
一番悩むのが症状が落ち着いてきたとき。
治りかけ?みたいな。
熱もさがったし、仕事に行かなきゃ と急いてしまいますが、咳や鼻水がとまって元気になって完治するまでは、可能な限りお休みさせた方がいいです。
以前急性気管支炎症状がだいぶ落ち着いたし、「登園できるかな」と思いかかりつけ医に聞くと、あと数日休ませるように言われました。
え?なんでそんなに休ませなあかんの??
とびっくりしましたが、理由を聞いて納得。
「保育園や幼稚園での集団生活は、気管支炎というしんどい病気になった後の体力が弱った身体には、更に病気への感染のリスクがある。よく治して免疫力を高めてから集団生活に戻してあげないと本人がしんどい。」
確かに!です。
わたしは子育て最初の方は
という楽観的な対応をしていたので、余計こどもの病気が長引いてしまったという経験がちらほらとあります。
気管支炎体験①まさか1回目の入院。まだ4ヶ月の赤ちゃん。
気管支炎での入院は2回しています。まずは1回目の体験談から。
いつものように小児科受診
熱を出したり、咳をしだしたりしたらすぐにかかりつけに行ってしまうくみんぼ。
今回もまた風邪をひいたよう。
なんて思いながらかかりつけへ。
なんかおっぱいの飲みも悪く、おしっこも少なめ。
いつものかかりつけの小児科へ行って診察してもらうと、血液検査などからRSウイルスによる急性気管支炎の診断。
夜19時ぐらいでしたが、そのまま日赤へ紹介されて家に荷物を取りにも帰れず入院。
運良く個室が空いており入れました。
荷物は入院後、病院の人にお願いしてみてもらい慌てて取りに帰りました。
入院生活と4ヶ月の赤ちゃんの症状
水分補給のための点滴が24時間付けられます。
それから完全母乳のため、食事はなし。
親の食事は付けられますが、ちょっと高いので病院の中のコンビニや近くのお店で調達することに。
と行っても買いにいくタイミングが難しい。
赤ちゃんを寝かしつけて、看護師さんに頼んで超特急でごはんを買いに行く。
まだ小さいからすぐに寝ても起きたりして、はらはらもんでした。
24時間親が付き添い看護ですが、親用のベッドがあるわけではなく、子供用の柵つきベッドの中で一緒に過ごしました。
子供はまだ寝返りもうたないので、くみんぼ的には意外と快適。
鼻水やたんがひっきりなしに出てくるので、その度にナースコールを押して看護師さんに吸引してもらいました。
チューブを鼻の奥に突っ込んで、機械でずずっと吸うんです。
吸引はかわいそうですが、これで少しでも楽になればと。
それからたんを切りやすくするため、薬の吸引も1日数回決まった時間に行いました。
液体の薬が入った片手で持てる機械があって、そのボタンを押すと薬が液体になってでてきます。
ドライアイスみたいな感じ。
だんだん症状もおさまり、1週間ほどで退院できました。
発症してから完治まで2週間ほどでした。
気管支炎体験②まさかの2回目の入院。1才過ぎました。
2回目の気管支炎での入院。
RSウイルス原因の急性気管支炎、重篤になるのは6ヶ月までだというけれど
一度RSウイルスで気管支炎をすると、なりやすい みたいなのをきいたことがありますが、そういう体質らしくなんとRSウイルスによる2度目の入院となってしまいました。
生後6ヶ月までは、重症化しやすいと聞いていましたが、まさか1才すぎてから同じRSウイルスで入院することになるとは!
6ヶ月過ぎても重症化なってますやん。
入院するまでの経緯
上の子に比べてどうも病気がちな、くみんぼの下の子(次男)です。
かわいそうにまた咳や鼻水が出てきてしまいました。
やっぱりゼゴゼゴと胸がかすれたような呼吸音。
また、すぐにかかりつけへ。
お薬を貰って家で様子を見ていました。
熱はそんなに出ていなかったような記憶があります。
ただおしっこがほとんどでなくなり、昼間全く出ていないことに気づきました。
そういえばこの2日ぐったりしてます!!
とまたかかりつけへ。
なんか嫌な予感はしてました。
診察の結果、「RSウイルスによる急性気管支炎」との診断がでました。
入院になりました。
前回と違っていたのが、くみんぼの心の準備ができていたこと。
そう
そんな予感がしてたんです。
最初の咳から5日間ほどで、あっという間に重症化。
子供の体調は急変するので、ほんと注意しないとですね。
本来ならそのまま紹介された病院へ行くのがおすすめ。
入院の可能性を考えたわたしは、入院の荷物を準備してから病院へ向かうことにしました。
かかりつけの先生に訊くと、「直接病院へ行って」と言われるに決まっているので何も言わず家に帰り、入院の仕度をしタクシーに乗りました。
2度目の入院生活
今回の入院でも個室希望を出しましたが、残念ながらいっぱいで退院までに順番がまわってくることはありませんでした。
というか、希望がちゃんと希望として受理されていたのかが疑問。
6人部屋での入院。
みんな小さな子供というわけではなく、中学生くらいの男の子も入院していて、なんとも落ち着きませんでした。
どんどん入れ替わっていきます。
具合が悪いから、自分の子供も結構泣くんですよね。
周りへの騒音となっているやろうし、そういうのに気を使うのもストレスでした。
治療方法は以前入院したときと同じ。
24時間点滴と飲み薬、鼻水の吸引と薬の吸入。
2回目なので、わたしも慣れたもんです。
子供は吸引が嫌みたいで、手で押しのけられましたが。
以前とは違い動くので、ベッド柵からでられないのがストレスらしく子供は結構泣いていました。
くみんぼの姿が見えなくても、大泣きするんです。
歯磨きのうがいも、おちおちできない。
トイレに行くのも、かなり大変。
一緒に連れていったりしてたんですが、なんせ子供の手には24時間点滴がついているので、点滴のあのぶらさげているポール?も一緒に移動させないといけないんですよね。
自分のお風呂はもっと大変。
子供は看護師さんが身体を拭いてくれました。
自分のお風呂は、病院のシャワーは付き添い人は使えないので、近くの銭湯を利用していました。
毎日は行けないので3日に1回。(汚くてすみません)
夫に変わってもらってその隙に行ったのですが、
と言われ、喧嘩になりました。
こっちはずっと缶詰で寝不足でお風呂も行けてないのに、めっちゃくちゃむかっとしました。
次回からは(次回があったら困るけど)【greenグリーン】看護師さんが作った託児所で付き添い交代をお願いしようと心に決めています。
お金がかかっても知るもんかい!
グリーンさんに訊くと、病院の場所にもよるけれど、出張してきてくださるそうです。
ごはんは寝たすきに、ダッシュでまた買いに行きました。
くみんぼもストレスがたまるのでちょこちょこお菓子を買ってきていたのですが、消灯後にポテチを食べようとするとめっちゃにおいや音がして断念しました。
個室なら食べられるのに〜。
子供のごはんは、1日3食ちゃんと病院から出ました。
アレルギー対応もばっちり。
たまにジュースが付いていたりして、喜んで飲んでいました。
2回目の入院も大体1週間ほどで症状は収まり、咳は引き、鼻水もとまり、おしっこもたっぷり出るようになって退院できました。
発症(咳や鼻水の症状が出てから)〜完治まで2週間ほど。
やっぱり悪化するときは、2〜3日できますね。
保育園に通っているので、登園許可証が必要。
今回の2度目の入院のときには、保育園に通っていました。
なので、インフルエンザ感染などと同じように登園するには、登園許可証(保育園の所定の用紙)を病院に書いてもらわなければいけませんでした。
退院の前日に担当医にお願いすると、退院の日までに記入して渡してもらえました。
入院のお金の話
京都市は3才までは医療費負担が、同月1医療機関につき200円です。
ただ入院は通院とは別とのことで、入院前に診察してもらったので200円、入院したので200円の合計400円でした。
そのほかに子供の食費がかかりました。
ただ、1回目の入院の後に義実家が子供に医療保険を掛けていてくれたので、入院中のくみんぼの食費などの必要経費を差し引いても赤字にならず助かりました。
医療費って実際の治療のお金だけじゃなくて、付き添いの親の食費やらなんやらで思わぬところからでていくんですよね。
ほんと入っていて助かりました。
保険ってよくわからないしって何も考えてないと後からくるかもですよ。
どうしようって迷っている人は、一度相談してみたらどうでしょう?
くみんぼも結婚してからと、出産してからと保険相談をして保険をみなおしました☆
子供が入院になって24時間付き添いなら、兄弟姉妹がいる場合はどうするのか?
分身はできないので、誰かの手を借りないといけません。
しかもタイミング悪く、夫は出張中でした。
義実家がわりと近くなのでだいぶお世話になりました。
上の子が幼稚園に行っている時間以外すべて、面倒を見てもらいました。
それから、夫のお姉さん家族も近くにいたので、1泊面倒をみてくれて幼稚園のお弁当まで持たせてくれました。
子供的には、いとことお泊りができて楽しかったようです。
くみんぼがいないことで心細かっただろうと心配してたので、安心しました。
幼稚園にも事情を話すといろいろ融通をきかせてくれ、幼稚園バスを義実家の近くまで行くバスに子供を乗せていってくれたりしました。
いろんな人たちに助けられました☆
くみんぼがお返しできる機会があるといいのですが。
もし入院になったときにあったほうがいいもの
冬の着替えは薄手のものを。病院の中は冷暖房がきいていて冬の入院でしたが汗だらだらでした。
ボックスティッシュも便利でした。
後子供のひまつぶしに音のならないオモチャなんかあったらいいかも。
病院内にプレイルームがあったのですが、感染症の子は入れないので遊べませんでした。
最後に
子供はすぐに体調が急変するので怖いです。
ちょっと変?
とか感じたら親である自分の直感を信じていいと思います。
誰よりも子供の側にいて、普段の様子を知っている自分が一番気づけるはず。
わたしは何かあったらすぐにかかりつけの小児科にかかるようにしています。